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つれづれ日記

2013/12月

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7日 「大岡山M邸」1年点検・・ / 9日 塀を作らず、プライバシーを守る・・
14日 「成瀬S邸」1年点検・・ / 15日 王様のブランチで紹介されました・・
18日 能見台のリフォーム、引渡し・・ / 24日 アプローチ・・

・・ 「大岡山M邸」1年点検 ・・ 12月7(土)
大岡山M邸
 建ぺい率50%、容積率100%という第一種低層住宅専用地域の建物は、 欲しいと思う部屋数がゆとりをもって取れないことが多く、こうした場合、地下の容積率緩和を使う方法があります。条件は地盤面から地階の天井高さを1m未満とすることで面積が計算上ゼロになるというものです。

「大岡山M邸」でもこの手法で地下をつくりました。
1年住んでみてのお施主さんのご感想は、「地下っていいわね〜、夏は涼しいし、冬は暖かいし」だそうです。
ま、地階のコンクリート部分には床暖房が入ってますから一度暖まると相当の蓄熱量がありますので、温度が一日を通してほぼ一定になるのです。
大岡山M邸
また、地下と言ってもわずかに窓が取れますので、あまり息苦しくないのも幸いです。今までもこのような地下をいくつか作ってきましたが、どの家でも「作ってよかったわ!」と言われます。(費用が掛かるのは仕方が無いですが)
そういえば、昔、地下を作るため、土地を掘ってみたら一度水がジャンジャン出た現場があり、その時はさすがに大変でした。ポンプ室をつくり、トンネル工法のプロに来てもらって止水して、ようやく水が止まり、地下ができました。
そこも掃き出し窓のある地下なので、住んでいると地下という気がしないのです。

容積がどうしても欲しい時、道路との段差がある敷地などでは有効な方法です。
鶴見M邸


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・・ 塀を作らず、プライバシーを守る ・・ 12月9(月)
浦賀の家
 「大岡山M邸」は道路境界線上に塀やフェンスを作らず、 植栽でゆるやかに守る、という提案を採用してもらえました。以前にも「浦賀の家」で同じように塀を作らずに緩やかに囲むという庭を作りましたが、今回もその手法です。

「浦賀の家」の場合は道路との距離があるために外からの視線は気になりませんでした。「大岡山M邸」の場合は1階の床高さが地面から1mと高いので人の目線と違うので、やはり視線を気にしなくてもすみます。また地下室に採光を入れたいと思うと、塀などは邪魔なだけですし、使い道もないので不要だと考えました。

しかし、お施主様の心配は車が入ってきたり、ぶつかったりした場合のこと。
したがって、ガードパイプを数カ所に設置して、引戸の門を設置しました。植物が育ってくれば、ガードパイプの存在も目立たなくなり、 周りの人に植栽や緑を楽しんでもらえる。私は素敵だと思います。

こうした、緩やかなプライバシーの守りはいかがでしょうか?
浦賀の家


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・・ 「成瀬S邸」1年点検 ・・ 12月14(土)
「成瀬S邸」
 1年ぶりの「成瀬S邸」
 設計〜現場監理当時のこだわりと苦労を思い出しました。

1階のフラメンコ練習用の床を体育館の床と同じ仕様にしたり、音を吸音するために、天井の杉板に隙間をあけてグラスウールを入れたりと工夫満載でした。
成瀬S邸
そして床暖房に基礎と地中に蓄熱していくタイプの「レガレット」を採用した家でもあります。(昨年4月の日記に記載しました)
点検のために蓋を開けて基礎を触って見るとなんと!暖かいではないですか。蓄熱が進んでいる証拠です。コンクリートが乾き、蓄熱が土壌にまで進んだ数年後が楽しみです。
計算ではコンクリートの基礎厚15センチに対して6時間の暖房で蓄熱が完了します。したがって一度蓄熱すると6時間かけて放熱します。それを日常的に繰り返すことで安定した体に優しい快適温度になるという発想の暖房方法です。北の雪国ではこうした暖房方法の家の周囲は雪が解けて積もらないほど。地中の蓄熱ってなんだか無駄な気がするかもしれませんが、そこまで暖房をつけ続けることは無いので、ちょうどバランスのよい蓄熱方法なんです。 成瀬S邸
そういえば、今回伺った時にちょっと素敵な照明器具がありました。
見たことないけどとても素敵な器具です。
LIGHT YEARS のCaravaggioP1。
シンプルながら懐かしい。
自然素材の家にはこう言ったデザインが似合います。
成瀬S邸
成瀬S邸


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・・ 王様のブランチで紹介されました ・・ 12月15(日)
 「片づけの解剖図鑑」が新宿ブックファーストにて週間ベストの3位に入ったとかで、テレビで紹介されることになったと出版社から連絡が入りました。 そこでTVのための顔写真を送れって!いうから慌てて送ったのに、あまりにも画面に絶えないのか、没に。画面は可愛い出演者の顔にすり替わっていた(泣)

そのほか、朝日新聞の日曜版では大阪紀伊国屋の週間ベスト5にランクイン。

うーん、地元の本屋に行ってみたら、いろんな陳列方法で並べてくれていて、
ちょっと嬉しかったです。
片づけの解剖図鑑
片づけの解剖図鑑


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・・ 能見台のリフォーム、引渡し ・・ 12月18(水)
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 「能見台のリフォーム」の引渡しが完了しました。
リフォーム前とはガラッと大きくプランを変えたリフォームです。ここではその一部をご紹介します。

 キッチンは、建物北側の暗く囲まれた場所から思い切って南側に移動しました。
ここはリフォーム前に和室があった場所ですが、庭を眺める窓は小さく、雨漏りもあり快適な空間ではありませんでした。そこで小さな窓を大きい窓に取り替えて外の緑、採光を取り入れ、出窓はベンチに造り換えました。間仕切り壁、柱を移動、床暖房も設置し、明るく開放的なキッチンに生まれ変わりました。
リフォーム前の和室出窓 リフォーム前のキッチン
リビング吹抜けの特徴のある天井形状はそのまま活かし、西陽の暑さを防ぎながらも明るさを取り入れるために腰壁をやめて雪見障子を新たに設けました。その下壁全面は、お施主さんがコレクションしている書籍のための本棚。海外の本屋のようにハシゴを架けるポールを中段に設置したので上段の本も手に取れます。
壁一面に本が並んだ様子はきっと圧巻でしょう。
能見台のリフォーム
リフォーム前の吹抜け リフォーム後の吹抜け
能見台のリフォーム

他のリフォーム部分は後ほどアップします。


 費用の面から新築よりもリフォームにしようと考える方は多いと思いますが、リフォームは新築と違い、工事に入ってから予測不可能なアクシデントが勃発します。今回のリフォームでも壁をあけてみたら雨漏りによるダメージが予想よりも大きく、建物の構造に関わることだから修繕しない訳にはいかず、その追加費用はお施主さんの思いがけない出費となりました。

新築にはない「目に見えない出費」のリスクが少なからず潜んでいるのがリフォームです。どうぞ頭の片隅に・・・


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・・ アプローチ ・・ 12月24(火)
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 門や塀を新築時につくることはそれほど多くない。理由は予算のほとんどを建物に回してしまうためで、なかなか外構にまで予算を回せないことが多い。本当ならば、植栽までをきちんと植えて塀や門まで作りたいというのが設計者の本音である。

しかし、いつもながら予算がほとんど残っていない。既製品のポストは高いので、そこに予算を取られると、門扉には費用がなかなか捻出できないのもわかる。
一方、設計者は門扉を含めた外構のトータルを考え、そして、つくりたい。
そこで最近やっているのが、ローコスト門扉。

ゲートのような棒と、バケツの石で微妙なバランスを取り、上げ下げして使う。
「やわらかいバリア」という方法。

市販のアルミ製の門は高価なのに良いデザインがなく嫌いなので、なんとか工夫して製作、でも結果がローコストでないこともあり、、、悩ましい。
門扉 門扉


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