鈴木アトリエ
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うり
つれづれ日記

2010/10月

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3日 よこはま技能まつり / 6日 建築知識の学校 / 12日 明治村の結婚式
18日 植栽 / 19日 軒の板仕上 / 28日 冬支度 / 30日 鴨居O邸1年点検

・・ 横浜〜横須賀 ・・ 10月3日(日)
久しぶりの秋晴れの日曜日、横浜公園で板金や建具、服飾など建築だけではなく色々な計40以上の職種のベテラン職人が、ものづくりの魅力を広く知ってもらいたいと「よこはま技能まつり」を開催していると知り、職人さんの展示会なんて面白そう〜と足をのばしてみました。

会場に着くと、様々な職種のテントブースが並び、左官職ブースでは「泥だんごづくり体験」など思考を凝らした催し、中でもクリーニング業組合「アイロンがけの実演・体験」には長蛇の列。その列に加わる忍耐はなく、魔法のようなアイロン掛けの秘伝は、残念ながら不明で終わりました。信弘さんは泥だんごに興味津々だった様子だったけど(笑)。。。

なにかとお世話になっている建具組合のブースを覗くと見覚えのある木製の知恵の輪が目に入りました。これは以前の日記にも書きましたが立体構成を考えさせられる難解モノ。製作は関建具店さん。今回は以前の物よりも複雑に組まれた大型物が売り物として陳列されていてました。一度崩したら、再度組むのに何時間かかるんだろう〜と見ていたら、まだ小さな娘さんが組んだのだとか。それを聞いてまたビックリ!

この催しは毎年開催されているそうですが、気になったのはどの職種ブースも案内してくれるのは年配の方がほとんど。若くても私達と同じ世代。単に若い職人さんは忙しく参加出来なかっただけかもしれませんが、ものづくり業の継承については個人の問題じゃなく公に補助してくれる政策が必要なのではないかと思いました。いい腕の職人さんが居ないと、良い建物は出来ない訳ですから。設計する立場としても深刻な問題です。

その後は油壺マリンパークで開催されている「かわうその森」へ。この施設はとてもいい緩さ。今の華やかな施設と違い、ホッとする懐かしい雰囲気の場所でした。かわうそ君は癒し満点でしたし〜

よこはま技能まつり 建具組合ブース
関建具店の真由美さん
  以前にいただいた立体知恵の輪
油壺マリンパーク
かわうその森の住人、ごまちゃん

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・・ 建築知識の学校 ・・ 10月6日(水)
えらそうに講義しておりますが、、、、

今回は増田先生の講座で1回だけしゃべる機会があり、2.5時間話しました。この講座の対象は実際に設計事務所に努めていたり、ゼネコンに努めていたりの建築のプロ相手です。

私が話した内容は、もっぱら自分が今まで得てきた設計のヒントについてです。
今まで設計し竣工した住宅の模型も事務所から全部会場に運び、一苦労。教室の後ろには並べ切れず、前にも陳列してしまいました。

しかし、あっという間でした。
話したい事の10%も話せませんでした。。。残念。
建築知識の学校
建築知識の学校

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・・ 明治村の結婚式 ・・ 10月12日(火)
友人から「結婚式を明治村で挙げるよ」と御招待を受け、「え?明治村で結婚式??」と少々ビックリしながら、早朝5時に家を出発して距離にして350km、東名高速を飛ばして明治村に入りました。式が始まるまでに時間があったので、学生時代に来た時はまだ屋根がなかったなあ・・などと思いつつ帝国ホテルを見学。どうやらここが親族控室になっていたようでした。玄関ホールの3層吹抜けの断面はとても美しかった。

結婚式は明治23年に京都に建てられた教会:聖ザビエル天主堂。ゴシック建築のステンドグラスが外光を通して美しい陰影を見せる中、厳かに始まり、いつものお転婆な姿が嘘のように淑やかな花嫁に見とれました。その後のフラワーシャワーで式は一通り終わりと思ってたら、参列した人たちが「次は菓子まきだね」「菓子まきはここでやるんだ〜。へえ〜」と口々に言ってる。何?『菓子まき』って?
取り合えず、みんなの後に付いて行くと、、、花嫁花婿が明治末期の愛知県の銭湯:半田東湯の2階窓際にスタンバイしてる。その前には大勢の人集り。。
名古屋在住の友人に聞くと「私も実家の2階から撒いたよ〜!みんなやるんだよ」とこちらの風習を教えてもらい、私も人集りの中にいそいそとスタンバイ。

その名の通り「菓子まき」はビニル袋にスナック菓子やキャンディーやらが詰め合わせられたものを花婿花嫁が投げ、参列者が受け止めるその様子は、子供の頃に見た上棟式のお餅投げによく似てました。
「こっち、こっち〜」の声にお菓子が飛んでくるんですが〜結構勢いがある上、次々に飛んできて怖かった!ひとまず1個受け止めて横に避けてみると、皆さん服を広げたり、カバンにいくつも確保してる人も〜明らかに関東人にはない関西圏のにおい。凄いパワーでした!!

明くる日、帰路につく前に「日本モンキーパーク」と「犬山城」へ寄ることに。WAOランドというエリアではマダガスカル島のワオキツネザルが放し飼いされていて、とても近!!表情も豊かで可愛らしい。家なき子のマルコのように肩に乗せて歩きたい気分になりました。しかし係の方に聞くと絶滅が危ぶまれているサルだそう。この可愛さ、絶えないで欲しいと切に願いました。

帝国ホテル
 帝国ホテル
菓子まき
 東海地方の結婚の風習
 『菓子まき』


目の前の数センチの所にいたマダガスカル島ワオキツネザルのこの表情〜

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・・ 植栽 ・・ 10月18日(月)
葉山のY邸は週末住宅です。
普段は人がいないことから、建物配置を南庭にするのをやめ、南北に棒状に長く配置したのですが、ようやく植物を植えたとの事で、写真を撮りにいってきました。

レッドシダーの板はだいぶ色が抜けてきました。
紫外線は凄いですね。多分3年以内にすっかりグレーになってしまうでしょう。

植物はまだまだ高さがありませんが、なかなか可愛らしく、センスの良さを感じます。
ポストと表札文字は息子さんの作品。鉄骨のサビがいい雰囲気を出しています。

外構はなかなか最後まで手がける事ができませんが、こうして素敵になっていくのを見ると、うれしい限りです。

葉山のY邸 葉山のY邸 葉山のY邸

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・・ 軒の板仕上 ・・ 10月19日(火)
浦賀の家は海の近くのため、塩害や庇の深さにも関係があると思いますが、木部の痛みが結構速くて、入居後2年で再塗装しました。

ここで塗装に関して少し悩ましいのが、軒と破風。
軒は仕上材の杉板は海風から有機物を付着させたらしく黒カビが生えてしまいました。
破風は水に強いとヒバを使ったのは良かったのですが、意匠的にグレーに塗装したら油分が強い木材のため、はがれてしまい、現在様子を見ている状態。

早く直したい!けど、足場を掛ける際にしか補修が出来ないのです。
今日はその下見に来ました。
そしてもうひとつの用事もありました。シンクにはめるカウンターと同材の蓋が欲しいと要望があり、家具屋さんに依頼するためのベニヤで型を取ってきたのですが、
ぴったりに合わせるのがなかなか難しかったです。

浦賀の家 浦賀の家 浦賀の家

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・・ 冬支度 ・・ 10月28日(木)
北浦和のS邸はすでに完成して半年。
引越の際にだいぶ荷物を処分されたそうで、スッキリとした暮しぶり。照明は暖かみのあるハロゲンライトで過ごすため、会社から帰るとほっとできるのがお気に入りだそうです。

このひと夏、クーラーを使わない生活ができたものの、横浜からの移住のため寒い埼玉の冬が心配になってきたとのこと。 それというのもコンパクトな住宅故、リビング空間を広く感じられるように面している階段との仕切りがないため。そこから冬になると冷えた空気が2階から下りてきて寒いのではないかと思われたようです。

それでは!ということで階段に合わせた特殊な「冬用の仕切りパネル建具」を考えてみました。
形状が複雑故、型紙を段ボールで作り、いつもプロフェッショナルな仕事をしてくれる建具屋Nさんにそのまま持ち込みました。この仕掛けは、まず柱を金具で立てて、下半分のシナベニヤの階段ふさぎと、上半分の障子をはめ込んでいく方法で、
分解すると夏はクロゼットにしまえるサイズになるという優れもの(自画自賛ですが)これを一日掛かりで調整して削り、合わせながら取り付け作業してもらいました。

どうです?これで冬も安心ですよね?
北浦和の家
冬用の仕切りパネル建具
取付け完成

作業が終わった頃にはすっかり日が暮れ、写真は暗くなっちゃいました
北浦和の家
リビング
北浦和の家
段ボールの型紙
北浦和の家
仕切りのない階段 取付け前

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・・ 鴨居O邸1年点検 ・・ 10月30日(土)
鴨居O邸は、お施主様がとても綺麗に住まわれていて、
素敵なのに写真を撮らせてくれない(笑)ので、なかなか紹介できないのですが、
すでに1年点検の時期となりました。

地下がRC構造で地面に潜っているため、地下のクロゼットに設置したルームドライヤーは止まる事もなく、まだ洋服を置ける状態ではないようです。今はお子さんが小さいため2階で就寝しており、地下は全くの未使用状態でした。当日は、激しい台風。そのため外部は点検できませんでしたが、内部は漆喰の乾燥による木部との隙間が少し発生しているくらいでした。

この住宅には天井の高い脱衣室があり、通年、洗濯物はここで室内干しすることになっていましたが、お施主さんによると問題なく十分乾燥しているとのこと。ハイサイドの窓だけでも南側に設置したため結構乾燥するものですね。

この家は三角形のプランということもあり、
写真では摩訶不思議な構図になりとても空間を説明しにくいのですが、数枚だけ!載せます。

鴨居O邸
地下
鴨居O邸
脱衣室
鴨居O邸
リビング

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