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鶴見 M邸

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・敷地概要・ ・計 画・
敷地面積:85.86 平米( 25.79 坪)
用途地域:工業地域(70/200)
高度地区:第5種高度地区
敷地は下町情緒の残る工業地帯の住宅地です。ご近所中がお知り合いな雰囲気です。
既存
住宅が密集している地域。もともと長屋造りで隣建物と外壁を共有していたので、敷地境界は建物の柱芯という複雑な状況での計画開始でした。
家族構成:2世帯:7名
水廻りなども全て2つづつの完全分離2世帯住宅への建替えです。
計画
 □ 建物構成の特徴
26坪の狭小敷地に、完全分離型の2世帯を収めなければならない上、施主要望より4層分の床面積が必要とされた為、当初はRCまたは鉄骨造を検討していました。ところが地盤調査をしたところ、軟弱地盤であることがわかり、コストの事もあり最終的には軽量である木造を選択しました。しかし木造4層は、法律的に不可能...
そこで、地下をRC造とし上部3層を木造で計画を考えました。

しかし、地下室を造ったお隣さんより「暗くジメジメしているから地下は良くないよ」と聞いていたお施主さんには地下室のイメージが悪く、この案には抵抗を示されました。
そこで地下室には、緑の好きなお施主さんが庭としても楽しめるような空堀(ドライエリア)を設けて採光通風を確保し、居住性をより考慮した案にしました。

結果的には、建築確認申請上、最も厄介な混構造の案件となりましたが。。。。


1階床の高さを地盤面より1M高いレベルにしたので、高い塀を立てずとも覗かれる心配がなく、道を通るご近所の人々との丁度いいコミュニケーション距離になっています。

狭小敷地に詰め込んだ建物ですが、外部空間としてのテラスを5つ持ちます。
3階部分は近隣との兼ね合いにより空に向かって開き、1階、2階は通りに向かって開くテラスになっています。

軸組模型
軸組模型

計画 計画 計画
2007年 7月  2007年 8月
2007年 11月
計画 計画 計画
2007年 12月
 
2008年 4月
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