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当初は土地購入後、建売りレベルの家を建てるつもりだったそうです。
しかし土地購入後、やはり自然材、木の家にしたいと考え、
以前に鈴木アトリエが設計した「稲田助産院」でお子さん達を
ご出産したこともあり設計依頼。
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既に土地購入されていたので予算・工期が、
設計から竣工まで5ヶ月、予算もローコストと決められていたので
通常からすると、かなり無謀な要望でした。
そこで、設計はすべてこちらに任せ、細かい要望はしないとの条件で
設計を受けました。
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限られた予算・工期でどこまでできるのか・・・
建物の「箱」としての骨格をしっかり造り、生活しながらできる箇所は
全て後回し。
建具・間仕切壁はほとんどなく、そのかわり材は全て「東濃のヒノキ」
天井も木組みをそのまま見せる表し天井。
収納家具もありません。
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敷地と前面道路の1〜2mの高低差を利用し、
雨ざらしにならない駐車スペース兼、作業場にしました。
作業場とは今後、生活しながら家の造作をする場であり、
生活のゆとりスペースと考えました。この部分はコンクリート造です。
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