++ 計画のポイント ++ |
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敷地には切るには惜しい素晴らしい樹木が生い茂っていた。
宣教師家族のための5軒の戸建て住宅となると、
その職業柄、一定期間で次から次へと各地の教会に赴任しなければならないので、
次の赴任先へ移るまで荷物を一時期預ける大きな納戸も必要。
そして、この敷地には計画道路が指定され、現状の敷地の全ては使えない。
上記を考慮すると、立派な樹木を残すのはかなり難しい。
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そこで考えたのは、淵野辺の家や新白岡の家で使った手法。
淵野辺の家の様に高基礎とスキップフロアーを駆使し
新白岡の家の様に階高を出来るだけ取り、空中に収納スペースを確保する。
こうすることで2階建てなのに内容は4階建ての密度を持てる。 |
右手前が遮音壁を兼ねた倉庫
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建物面積を節約し、道路側には遮音壁を兼ねた倉庫を設置。樹木の伐採は最低限に抑えられる。
「独立した戸建て」ではないが、各戸のプライバシーや日当たり、プライベートな庭やテラスは確保し、戸建ての要素は満たせたつもりです。
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各戸にカーポート、テラス、倉庫を確保
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上空からの計画全体像 各戸が断面、平面的に絡み合っている |
道路から見た、エントランスアプローチ |
前面道路からの外観 |
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