鈴木アトリエ
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 鈴木アトリエworks >> 虹ヶ丘の家 目次 >> 計画 >> 工事 >> 完成

虹ヶ丘の家

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・敷地概要・ ・計 画・
敷地面積:152.64 平米( 46.2 坪)
用途地域:第一種低層住居専用(50/80)
防火指定:なし
高度地区:第1種高度地区
北側借景に王禅寺ふるさと公園、西側に琴平神社。 とにかく眺めの良い住宅地です。
角地で正方形の敷地は道路から1段高くなっています。
公園
  家の前はこの景色! でも、風も強く、気温も町場と比べると1〜2度低い気がします。
既存の築15年の中古住宅を購入する際に
リフォームの相談を 受けていました。

その時は「借金もあるだろし、きりがないからやめた方がよい!」とアド バイスしましたが、
はや16年。

子供たちもすっかり成人し、いよいよ愛犬 (チリ)と趣味の充実のため、建て替えることに。鈴木アトリエを再び思い 出してくださって依頼がありました。(感謝!)
家族構成:夫婦2人+子供2人+犬1匹
ちり
 □ プラン構成の特徴
まずは眺めについて格段の配慮が必要でした。
  公園側への大きな窓やテラスの存在は住み手が緑を感じることができる 一方で、 多くの人にも見られてしまうことは避けたいという気持ちがありました。
初期案で解放的な窓の扱いを改め、四隅を窓にすることで住宅内の距離感を調整し 遠くを眺めることを意識した窓になりました。
2階部分はLDKや水回りといったみんなが使う集まる場所。
  7.8m角の正方形。対角線で11mの長さを見通せます。この集まる場所は大きな屋根に覆われるイメージで、ソト(外部)のように もウチ(室内)のようにも感じられるようにワンルームでありたいと思い、屋根を支える柱をなくしました。また屋根の重さを感じさせないために、頂点にトップライトを設けて光を導いています。
1階部分は中心に階段。
  方位上の東西南北それぞれに小さな個室を配置 して十字架のようになっています。
2階が正方形のため1階の四隅はす べて2階が庇のように張り出しており、雨がかりを遮ることができるの で、それぞれ縁側、野菜作業庭、駐車場、玄関ポーチになります。逆に 2階から見ると4つの方位に1階が張り出していますが、その部分をバ ルコニやトップライトとして利用してます。
屋根の形は隅棟(すみむね)がすべて屋根の頂点に集まる方形造りを水平に45度回転させた形状。 これは雨樋をなくそうと考えたもので森林に近い土地柄からのアイディアです。


計画 計画 計画
2007年 4月 敷地模型
形状はほぼ正方形の角地
2007年 6月
この頃は通常の方形屋根
2007年 6月
2階の4隅が支えなしで張り出しています
計画 計画
          2007年 8月
終盤の模型。建物角に開口を設けることで景観を効果的に取り込み、同時に壁面を確保。
方形屋根は45度回転させた。まだ屋根の雨樋の処理に困っている時の模型。
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