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北浦和 SU邸
〜 計画ページ 〜

私達が考える 家づくり
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アトリエ地図
アトリエ所在地

 □ 敷地概要
敷地面積: 112.60 平米( 34.06 坪)
用途地域:第一種住居地域(60/200)
防火指定:法22条地域
建築面積:53.91 平米( 16.31 坪)
延床面積:96.83 平米( 29.29 坪)

構  造:木造 地上2階建て
敷地は最寄り駅から徒歩15分程の造成地
敷地
 □ 建物概要
以前リフォームをさせていただいたお施主さんが「娘の家、なんとかしてくれ〜!」と訪ねてこられました。不動産屋に「建物は1500万円あれば建ちますよ」と言われて予算の大半を使ってしまい、北浦和に住み替える土地を購入したものの、希望の住まいを請け負ってくれる会社が見つからず相談に来られたのでした。

娘さんご夫婦に話を聞くと家を1500万円で建てたい、また銀行ローンの猶予期限から着工まであと4ケ月しか時間がないという切迫した状況でした。
住まい方の設計をキチンとして、しっかりとした作りを望むなら建物予算は2500万円は必要であることと、猶予期限を考えると通常のように半年以上計画を練ることは難しく、数回のプラン提案で決める必要がありますと説明をし、一度は諦めて帰られたのですが、その事を理解して予算を準備していただけたため、設計を始めることができました。


時間・金額の節約のため、キッチン家具や浴室はお施主さんが直接メーカーショールームへ出向き打合せをしてきましたので、こちらはプランニングと骨格の軸組を集中して検討しました。このことが予算と時間の節約に貢献しています

購入された敷地は南側の一部が駐車スペースとして想定されており、そこから東側の道路に平行に北に向かって階段で1.3M上がるように造成されていました。
これだと計画上玄関位置が限定されている事が気になりました。

また、お施主さんの要望で出掛ける時も帰宅した時も玄関で身仕度を整えたいので玄関廻りにクローゼットが欲しいとのこと。それを図面化すると敷地の一番眺めの良い場所が玄関とクローゼットによって占められてしまい、リビング・ダイニングは隣接建物で採光もあまり見込めない敷地の西側になってしまう。。

やはりそれでは勿体ないと考え、やはりクローゼットと水廻りは西側へまとめ、リビングを東側におくようにすると玄関が南側に位置してしまいとても邪魔なので、高さによりそれを解決しました。

玄関部分を1.3m下げて建物内で高低差を設けることで、リビングの南側から玄関が見えなくなり、吹抜け空間を通して採光・視界を確保します。敷地高低差を逆手に利用し、室内の環境を確保しました。

天井は根太天井にして杉30ミリ厚無垢板が2階の床=1階の天井にする事でコスト節約を図っています。

床暖房設備はないので足触りの暖かな杉材を床に選定しました。外壁は断熱性がサイディングの6倍高く、メンテナンスフリーで重量が軽く作業性のよいガルスパンを採用しています。
初期模型

最終案

最終案


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