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つれづれ日記

2014/9月

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6日 4WDでも無理・・ / 11日 血圧計・・ / 14日 またまた家相・・
15日 セカンドオピニオン・・ / 19日 金沢八景の民家・・
30日 大学の授業が始まりました・・


・・ 4WDでも無理 ・・ 9月6日(土)
4WDでも無理
 週末に南伊豆の家へ行ってきました。
金曜日の夜に着き、その翌日・・・レンジローバー君は路肩に、どしん!
南伊豆の家までの道は2m幅と狭く、
おまけにどん詰まりのなので、Uターンで方向変換しないと戻れない為、車に負担をかけないようスイッチバックの回数を少しでも減らすためにギリギリまで車体の頭を突き出していたら、ちょっと勢い余って出しすぎて・・・・一気にタイヤが落ちました。こうなるともう自力では駄目です。
JAFのお世話になり、車体の下を傷つけないように2時間掛けて引き出しました。
しかしマフラーは破損、爆音の車になって横浜に戻ってきました。
トホホ・・・
路肩に落ちた



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・・ 血圧計 ・・ 9月11日(木)
 先日、家電量販店にて最新家電を見てきました。
時代とともにすぐに変わる家電は、設計を決定する要因の主流ではないけれど、どんなタイプが流行なのかくらいは参考までに時々見に行くことにしているのです。
冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ等、日々変わる家電の機能やサイズは住宅設計者にとっては意識しておかなければならないし、同じ掃除機であっても、先の形状で使いやすさや掃除のしやすさがかわる上、収納場所を考えるのにも実物をみることは参考になるのです。
血圧計
 そこでちょっとした事件が勃発。。

ヘルスケアのコーナーで、試しに血圧計を遊びで腕に巻き、計って見ると...?!
なんと170をこえているではないか!下が110。
うーん、これはまずい計り直し。しばし沈黙・・
「ピー!」
いやいや、やはり同じ結果。あれ?これってもしや緊急事態??!!

 実は先日、同じような体型、同じ年頃の現場監督が、脳梗塞で亡くなったという話を聞いてショックを受けたばかりだったのです。兄弟のような似た体型と同じような仕事量から、私にもその危険があるのではないか? という周囲の噂どおりの結果が血圧計の画面に現れた??のでこれは大変!!

早速、普段なら絶対に行きたくない病院に予約を入れました。
早朝一番に先生をたずね、早速、血圧を計ってみると〜結果、138/88。
あれ?普通ぐらいじゃん。(実は基準より高めです・・)
まずは2週間記録を取ることになりまして、血圧手帳をもらって帰って来ました。

事務所に戻ると、スタッフからの報告。
現場の遅れと納まりの不味さに思わず閉口。
う〜ん、、、血圧が一気に上がった気分。。。



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・・ またまた家相 ・・ 9月14日(日)
家相リング
 ご夫婦で打ち合わせに来られたYさん。
要望部屋リストに見慣れない『神事の部屋』という名がありました。
「これってもしかして、プランに家相を気にしますか?」の質問に、
明るく「ハイ!」とのお返事。久しぶりに戦う相手は『家相』

こちらは敷地の環境や、周囲の状況、既存樹木の位置、風通しを現地で確認して配置やプランの間取りを考えているのですが、家相は方位がすべてです。 しかも真北ではなく磁北によるチェックなのです。

久しぶりに、家相リングをひっぱり出して、プラン案をチェックしてみると、
あらあら、全く駄目でした。 「主婦、身持ち悪く散財」とか、「夫の部下運悪し」などなど、 指摘文句は面白いけど、ちょっとお客様には見せられない状態。
さあ、大変。これから苦悩が続きそうな予感・・・。


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・・ セカンドオピニオン ・・ 9月15日(月)
  「片づけの解剖図鑑」の読者からの問い合わせがありました。申し訳なさそうに「すでに設計者と工務店が決まって打ち合わせをして、見積もりまで出ている着工前の状態なのです。なんかしっくりいかないこともあり、本当にこれで良いのかなあと悩んでいる時に、書店でこの本に出会いました。先生の書かれている内容にピピッと来ました!お医者様と同じで、セカンドオピニオンをお願いできますか?」という相談でした。 おっと。逆の立場だったら、どうだろう?一瞬考えたけど別に構わないなぁと思い、引き受けることにしました。 片づけの解剖図鑑
 休日の午後、やってきたお施主様は、分厚い図面と見積書を持って経緯と計画内容を教えてくれました。さてさて、拝見いたします。

お〜!思わず平面詳細図と断面図を一瞬見ただけでわかりました。
お〜若い!
なんか15年前の自分を見ているような設計図のレベル。
経験も少なそうだからフレッシュ?と言えば聞こえは良いけど、
怖さも苦さもまだ知らない、後々問題を起こしそうなディテール。
プランも若い!見栄えと写真のためのプランニング。

「若い構造家も木造を知らないからスパンを飛ばしまくり、構造費が割高」
「照明がめちゃくちゃ多いなあ、凄いショールームみたい!」
「うーん、何も知らずにこういうの憧れたよねえ。かっこいいから!」
「そうそう、こういう納まりは10年後にメンテできずに腐るんだよなあ、、」
「誰もがここは悩むところだ。額縁と幅木、建具の納まりがフフッ!あらら。」
「現場に入ってここは困るだろうなあ、模型で検討したかなあ、、、」
「点検できるようにした方が良いですよ!」
「風通しがないので、ここは窓を作った方が!」
「斜線当たってるみたいだから、軒を下げては?」

などなど、だいぶ楽しませてもらいました。

お施主さんも何かを得て帰られたかな?
結局、話しはじめて6時間。
真剣勝負のプロレスのようにヘトヘトになりましたので終了。
いやいや、もうセカンドオピニオンは当分遠慮したくなりました。後で調べたら、超高学歴、しかもイケメン写真でポーズの建築家の設計。
うーん。顔も体型も負けた。でも設計は負けてないな。(笑)



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・・ 金沢八景の民家 ・・ 9月19日(金)
金沢八景の民家
駅前に昔からある茅葺き屋根の民家。
駅のホームから見てちょうど良い高さにある。
江戸の末期のころの建築だそうだ。だいぶ痛んでおり、屋根もそろそろ限界?に思えていたが、最近は葺き替えも行われず放置状態。

実はこの場所、公園として再整備することが以前から決まっていたようだ。
金沢八景駅が駅前の再開発に合わせて駅が空中に持ち上げられるため、それに合わせてこの土地も整備するのだという。民家も移築、修復して利用する計画となっており、その管理棟なども整備する。その具体的な基本設計がはじまった。

調査の報告書を読むと、なんと自分が所属していた歴史研究室が過去に調査報告と復元設計をしていたことがわかる。
不思議な縁。

さて、敷地を眺めてはいるが、まだイメージがわかない。
高台の眺望も、駅前のマンションのせいで八景島方面の海がさっぱり見えず。
これからしばし、悩みそうです。
金沢八景敷地


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・・ 大学の授業が始まりました ・・ 9月30日(火)
授業風景
今年も設計製図第一(1年生)の授業が始まりました。
なんだか人数が多いなあ、と思っていると190人とのこと。
ありゃ、定員は140のはず。どうやら受験の予測違いで160名入学、再履修が30名とのこと。こりゃ教室に入りきらないよね。どうするんだろう。

これからトレースの作業で名建築のコピーが数回、その後はウチの設計した「水道道の家」の模型作りや、鵜の島の週末住宅の設計等を半年に渡りやっていきます。

建築学科は人気があるようですが、さてこの子たちが卒業する2018年はオリンピックもまじかの時、どんな状況になっているやら。
ちなみに私の卒業したときは、経済停滞、不況のどん底の時。その2年後はバブルで好景気。というなんだか腑に落ちない年でした。


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