鈴木アトリエ
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・・・・・Suzuki Atelier・・・・・

uri
つれづれ日記

2007/8月

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10日「南伊豆の家」水中花火!13日 照明方法で健康になる15日 紫蘇ジュース

20日 帰省する度、驚くこと21日 今度の日曜・・26日 サマーライブを終え

27日 ル・コルビジェ展           

・・ 「南伊豆の家」海中花火! ・・ 8月10日(金)
今年の6月に竣工した「南伊豆の家」へ行きました。
片道4時間以上かかる道のり、話題の国道136号の道路陥没を横目に通り過ぎ、3人と猫1匹で向かいました。現地で2人合流し、8/7〜9日までの2泊3日を過ごしました。

こんなに暑いというのに、ここでは 室内の風通しはとても良く、クーラーは全くかけずに過ごしても快適でした。(もともとクーラーなんてないけど)

8日に弓ヶ浜花火があり、今回、その観覧も目的の一つでした。 「南伊豆の家」でお世話になった大工さんが、知り合いの漁船に手配をして下さり、贅沢なことに、海上の船から見ることに!

早めに花火大会開始1時間以上前に15人ほどで乗り込み出港。開始時間まで海上で待つのですが、やたらと大工さんがお酒を勧めて来ます。聞けば、ほろ酔いしておけば船酔いしないからとのこと。 酎ハイ缶を飲みほし、大工さんの助言通りにほろ酔いしてみると、なるほど全く船酔いせず、むしろ波で揺れるのが楽しい気分〜。。 こんなコツがあったとは・・・もっと早く知りたかった。。。

花火大会といえば打上花火〜しかし、ここ弓ヶ浜花火はそれとは別に、海に打ち込む水中花火があり、人気なんだそうです (あとから地元の方に聞きました)
実際見ると、これがまた圧巻!!海に連続して花火を打ち込み、海上で爆発します。私達が乗船していた間近で次々と花火が現れます。 その間に夜空にも打上花火!海と空とこの上なく豪華絢爛な景色。 「いい経験させてもらった〜!」と乗船した観覧客全員、大満足。

弓ヶ浜花火は毎年、8月8日。是非、機会を作って、名物水中花火を観覧して見て下さい。砂浜での観覧では水中花火の音、振動が凄く、 また違った楽しさがあるようです。
打ち上げ花火
打上花火海中打ち込み花火
水中花火


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・・ 照明方法で健康になる ・・ 8月13日(月)
照明のセミナーへ参加してみました。
セミナーなんて久しぶりで、午前午後丸1日のカリキュラムだし、 途中眠たくなったらどうしよう・・なんて心配しましたが、 参加してみると、とても興味深い内容、1日ではむしろ短くすら感じました。

中でも、明るすぎる照明方法が人体の健康を害する話はかなり関心させられました。
日本家庭では「明るさ第一」。実際、どのお宅へ伺っても天井にアクリルカバー付きの蛍光灯照明があり、部屋中が明るくなっています。 たまにホテル宿泊するとその部屋の照明の暗さが気になるという人も多いはず。
そんな、居間でも寝室でも勉強室でも蛍光灯で部屋中を明るく照らす方法が、知らず知らずストレスを引き起こし、自律神経失調症や、ひどくは老人痴呆を誘発させる可能性があると聞いたら、びっくりしませんか?・・・でも本当なんだそうです。

海外映画をみると、家の照明は天井照明ではなく、ソファーやベッド横のスタンドだったりします。 部屋中を明るくするのではなく手元だけを明るくする。オフィスでは蛍光灯で部屋中を明るくする。 これは一般的な海外の照明方法です。このメイハリのある照明方法は人体に優しく、体内時計が整えられるんだそうです。 それに比べ日本では、一日の時間に関係なく就寝直前まで、ずっと明るい中で過ごしてます。それも蛍光灯の白い灯り。 この事で睡眠へのスムーズな誘導を妨げ、体内時計が狂い、結果、健康を害する・・・そう言えば、不眠症って増えてますよね・・

そして蛍光灯が未知のモノである話・・・ 蛍光灯は1935年に発明された光源で、白熱灯などの他の光源が太陽と同じ連続スペクトルなのに対し、 蛍光灯はある波長だけが突起している不連続然スペクトル。自然界にはないものなんだそうです。 その灯りを浴び続けることで、人体にどんな影響が出るのか、実はわかっておらず、現在の人類が最初の被験者となるんだそうです。(怖〜!)そんなこともあり、講師からは、なるべく近距離から蛍光灯の直接光を浴びないに越したことはないという話を聞きました。 ただ、この話がどれほど本当なのかはわかりません。でも気になりますよね。

ちなみに、我が家の蛍光灯は、台所と洗面の手元灯のみです。
蛍光灯の白く目に突き刺さる光が元々好きではないのです。
鈴木アトリエでの照明計画でも、居間や寝室などの照明に蛍光灯を使うことがとても少なく、セミナーで聞いた正しい照明方法を勧めてました。。偶然ですが・・・野生の感???



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・・ 紫蘇ジュース ・・ 8月15日(水)
夏の初め、お施主さんとの打合せの後、「ジュースにするといいですよ」と両手いっぱいの紫蘇をいただきました。

紫蘇ジュースの作り方を調べ、見よう見まね半信半疑で、まずは2リットル作ってみました。 最後にクエン酸を入れると、それまでどろどろの黒赤色の液体が、サーっと綺麗な赤色に変わります。感動!!

気をよくして4リットルを続けざまに作り、合計6リットルの紫蘇ジュースが出来上がりました。調子に乗って、こんなに作っっちゃって どうしよう〜と我に返ってから途方に暮れ・・・取りあえず冷蔵庫へ保管。

・・・飲みきれないと思っていた紫蘇ジュース、毎日、美味しくいただき、昨日最後の1杯が終了しました。。 来年も梅干し用の紫蘇を購入して作ろう〜と心に決めた今年の夏です。。

お手製の紫蘇ジュース


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・・ 帰省する度、驚くこと ・・ 8月20日(月)
100キロほど離れた故郷に帰省しました。一応、関東地方です。
渋滞のピークも終わり、関越道を順調に走り実家に到着。 こんなに距離があるのに我が家の猫君は、車が実家近所にさしかかると寝ていたの体をムクッと起こし、 窓に仁王立ちになり、景色を確かめてます。野生の感か?自然界の驚異か?

実家へ帰ると近所のスーパーへがよく行くのですが、ここは 広大な敷地に駐車し放題の郊外ロードサイド型スーパー。そしていつも驚くのはここの品揃え。 飲料でもお菓子でも・・・5m程の棚すべて違う種類の豆腐だったり、とにかくびっくりするほどの種類。 見たことのないポッキー、ファイブミニの500mlもの、有名商品のコピーではなく、ちゃんとしたメーカーから出ているモノばかりで、なんで横浜じゃ売ってないんだ〜と。おまけに同メーカ同製品なのに値段は横浜の半額以下。。。

「スーパー、凄く品揃え豊富で安いね!!」と母になげかけると、 「田舎なんだからそんなことはないでしょう?!よっぽど横浜の方が品揃え豊富でしょ?値段が安いのは給料安いんだから当然よ。」と返ってきます。このスーパーを初め、帰省するたび、その余裕ある生活環境の違いを肌で感じ、豊かさってなんだろうと考えさせられます。窓を開けても向かいの隣家は遠く、浄水器をつけている家庭はほとんどなく夏なのに蛇口からは冷たい水が出て、庭からミョウガを採ってきて薬味にして・・・

都会に住めば、情報が多く、いろいろ便利だし
その豊かさって・・・・

見たことのないジュース
見たことのない飲料が並ぶ棚〜

見たことのないジュース2


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・・ 今度の日曜〜 ・・ 8月21日(火)
地元横浜の老舗バンド「jmcc」にひょんな事で参加することになってから、思えばもうずいぶん経ちました。

基本的に年4回行なわれるそのコンサートの1つが、今週末の日曜日にあります。昨日最終練習も終わり後は当日を待つのみです。
場所は馬車道にあるレストラン 驛(うまや)の食卓 横浜本店。 このレストランは自家製の横浜ビールが人気のお店で、その地ビールがライブチャージで飲み放題なんだそうで。。
お客で行かせて欲しい・・・


最終練習
最終練習で気合い?


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・・ サマーライブを終え・・ ・・ 8月26日(日)
おかげさまで「jmcc」サマーライブは、100人(!)ほどのご来場をいただき、 大盛況に終了できました!来場していただいた方々、日曜日だというに遅くまで、本当にありがとうございました。。

料理も飲み物もとても美味しい〜との声がライブ中、あちこちから聞こえてきましたが、予想通り、 バンドメンバー用に準備していただいた美味しい料理は、食べる暇なく・・・(涙;)



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・・ ル・コルビジェ展 ・・ 8月27日(月)
「ル・コルビジェ」といえば、大学の建築学科に入り、一番はじめに教えられた20世紀を代表する巨匠建築家。
今年は生誕120年、「ル・コルビジェ展」が六本木ヒルズ森美術館で9/24まで開催されているというので行ってきました。

あまり六本木を訪れたこともなく森美術館も初めてでしたが、 何とかなるだろうと建物配置も把握しないまま六本木ヒルズに着くと、予想に反して施設案内がわかりづらく、寄り道を強いられながら森美術館にたどり着きました。 森美術館内にも案内板がほとんどなく、施設側も不案内は承知の上らしく、チケット販売 → 受付 → エレベーター → 展示入口までに、それぞれ案内スタッフが立って誘導〜。施設美観のために、案内サインを設置しないのか?人件費が馬鹿にならないだろうねえ〜と言いながら入場。

ル・コルビジェ展
「ル・コルビジェ展」は、とても見ごたえあるヴォリュームで、途中、中だるみしそうになるくらい・・・。
建築家になる前に画家を志し、熱意をつぎ込み創作していたの多数の絵画作品の展示や説明、 仲間と共同編集者として発行していた雑誌の展示など、知らないコルビジェの一面も見ることができました。
中でも、その仲間と共同発行した雑誌で、ペンネーム「ル・コルビジェ」の名前で発表した建築論が、世間から賛否両論を呼び、名前が世間に広まり、結果、ペンネーム「ル・コルビジェ」での活動が始まった話はビックリ。知らなかった〜。

その他にも、パリの自宅アトリエの実寸大に再現し、愛用品の展示と共にその生活スタイルを見せていたり (愛犬の毛皮で作ったブックカバーは文化の違いか、私は理解不能だったけど)、 337戸の集合住宅「ユニテ・ダビタシオン」の一戸分を二階建てで実物再現してあり、実際に内部空間を体験できたり、 妻のために建てられた休暇小屋「キャバノン」(3.66m四方の最小限住宅)の再現、 もちろん建築模型やエスキースも多数展示、映像での紹介もあり、本当に見ごたえたっぷりでした。

今回に限らず、どの建築家展に行っても、いつもその意欲的な姿勢に感心させられます。 老人になろうとも、その精力的な活動はまるでとどまる事を知らず、むしろ加速していっているよう。 そのエネルギーに触れることが出来き、パワーをもらった気がします。

展示会後は、信弘さんの誕生日祝で、展示会と関連開催していたフレンチレストランの「ル・コルビジェコース(!?)」をいただき、ささやかなお祝いをして、気付いたら・・満腹で、はち切れんばかり。。あまりの満腹さに危機を感じて、恵比寿駅まで歩くことにしたけど、途中の有名ラーメン屋に寄り道をしてしまい、ウォーキングの努力は水の泡でしたねえ。。。



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