照明のセミナーへ参加してみました。 セミナーなんて久しぶりで、午前午後丸1日のカリキュラムだし、
途中眠たくなったらどうしよう・・なんて心配しましたが、
参加してみると、とても興味深い内容、1日ではむしろ短くすら感じました。
中でも、明るすぎる照明方法が人体の健康を害する話はかなり関心させられました。
日本家庭では「明るさ第一」。実際、どのお宅へ伺っても天井にアクリルカバー付きの蛍光灯照明があり、部屋中が明るくなっています。
たまにホテル宿泊するとその部屋の照明の暗さが気になるという人も多いはず。
そんな、居間でも寝室でも勉強室でも蛍光灯で部屋中を明るく照らす方法が、知らず知らずストレスを引き起こし、自律神経失調症や、ひどくは老人痴呆を誘発させる可能性があると聞いたら、びっくりしませんか?・・・でも本当なんだそうです。
海外映画をみると、家の照明は天井照明ではなく、ソファーやベッド横のスタンドだったりします。
部屋中を明るくするのではなく手元だけを明るくする。オフィスでは蛍光灯で部屋中を明るくする。
これは一般的な海外の照明方法です。このメイハリのある照明方法は人体に優しく、体内時計が整えられるんだそうです。
それに比べ日本では、一日の時間に関係なく就寝直前まで、ずっと明るい中で過ごしてます。それも蛍光灯の白い灯り。
この事で睡眠へのスムーズな誘導を妨げ、体内時計が狂い、結果、健康を害する・・・そう言えば、不眠症って増えてますよね・・
そして蛍光灯が未知のモノである話・・・
蛍光灯は1935年に発明された光源で、白熱灯などの他の光源が太陽と同じ連続スペクトルなのに対し、
蛍光灯はある波長だけが突起している不連続然スペクトル。自然界にはないものなんだそうです。
その灯りを浴び続けることで、人体にどんな影響が出るのか、実はわかっておらず、現在の人類が最初の被験者となるんだそうです。(怖〜!)そんなこともあり、講師からは、なるべく近距離から蛍光灯の直接光を浴びないに越したことはないという話を聞きました。
ただ、この話がどれほど本当なのかはわかりません。でも気になりますよね。
ちなみに、我が家の蛍光灯は、台所と洗面の手元灯のみです。 蛍光灯の白く目に突き刺さる光が元々好きではないのです。
鈴木アトリエでの照明計画でも、居間や寝室などの照明に蛍光灯を使うことがとても少なく、セミナーで聞いた正しい照明方法を勧めてました。。偶然ですが・・・野生の感???
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