・・ 「house1300」その後2 ・・ |
6月21日(木) |
なにかと話題性の多いハウス1300は、雑誌社からの問い合わせがいちばん多い。
もちろん建築費が今では考えられない1300万円と言う事もあるけど、やはり皆さんの関心は
リビングに浮かぶ障子の部屋が、紙1枚で隔てられて外部になっている屋上であるという事実。
「雨の日は?」「寒くなかった?」「どう使うの?」と質問が絶えません。
そんなこの家も1年が経ちました。さてお客さんの率直な感想から。
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冬はどうでした?
「冬は特になにも感じない。あんまり行かないけど。裸足はキツいだろうけど靴下履く程度。冬でも床暖房で暑い時は障子を開けて換気する。」
夏は?
「まあ、地下から順に階ごとに1度づつ気温が上がる感じがある。それでもテラスに出たりできるので、過ごしている。今日、ようやく扇風機を出した。」
雨の日は?
「台風の時はさすがにてっぺんに傘をさして、重りを縛って飛ばないようにした。普通の雨は問題ない。風を伴った雨の日に吹き込んだ雨が伝わって落ちてくることはある。」
と言う感じです。
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空梅雨で今日も夏日でしたが、まだクーラーは使用していませんでした。そんな中、1年点検を兼ねて食事をごちそうになり、日中から夜に掛けて過ごしましたが、外部が30度近いので、ある程度暑いのは仕方がないけど、汗かきの私が、あんがい普通に過ごせました。 その理由は多分、空間の気積(空気の量)が大きい事、そして、熱が自然換気で上に逃げること・・つまり、体感温度が密度に比例しているのだと思いました。
さて、この家の名前を「ハウス1300」にしてしまったのですが、今日現地に向かう途中、電車の吊り広告で「王国」と言う雑誌の「ツリーハウスをつくろう!(小林氏:ネスカフェのコマーシャルの方)」の特集の表紙になっているツリーハウスを見て、、、、「この家とそっくりじゃん!」と思いました。
しまった!この家のタイトルは「ハウス・ウィズ・ツリーハウス」(ツリーハウスを持つ家)にすればよかった!と後悔。
とぼとぼと事務所に戻りました 。
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