鈴木アトリエ
トップにもどる

・・・・・Suzuki Atelier・・・・・

麦

つれづれ日記

2014/2月

  <<「つれづれ日記」目次に戻る <<



uri
私達が考える
家づくり

works

about us
アトリエ地図
アトリエ案内
メール
メールはこちら
atelier555@mac.com

4日 返り咲きました・・ / 6日 「市ケ尾H邸」3案目、まだ悩んでおります・・
10日「TVの取材」はなんだか難しい・・ / 17日 大雪の日のレガレット・・
25日 本屋さんのような本棚・・

・・ 返り咲きました ・・ 2月4日(火)
熱中世代大人のランキング
 昨日のBS朝日「熱中世代大人のランキング」で、「片づけの解剖図鑑」を紹介していただきました。先週の売り筋本のベスト3に入ったようで、昨年の王様のブランチで週間ベスト3となって紹介していただいてから、1ヶ月が過ぎ、先週にまた返り咲いたようです。嬉しい!でもなぜか、また3位です。(笑)

 本屋では、ありがたいことに目立つ場所に平積みしてくれているところも多いのですが、ジャンル的には哀しいかな、生活本に仕分けられているようです。建築専門書の棚をチェックすると、そこの棚に並んでいることは、ほとんどありません。
本のタイトルから仕方ないけど、心情的には複雑〜。。
本屋にて


↑ このページのトップに戻る


・・ 「市ケ尾 H邸」3案目、まだ悩んでおります ・・ 2月6日(木)
模型
 当初、通常通りに地表面に2階建ての木造を建てることで進めていた「市ケ尾H邸」計画。容積制限が80平米、北側の高度斜線に阻まれて、なかなか思うような案ができない状態が続いていました。

 敷地は結構な勾配のある道路に面していて、一番高い段差で1.7m、低いところで1mあります。しかし一番段差のない場所に電柱の支線が斜めに掛かっているため、敷地への入口は、自ずと1.7m落差のある辺りになります。そこを玄関にした地下を持つ3層の建物で計画は進みました。

 でもなんだかしっくり来ない。地下の土間空間とリビングが完全に階で分断していることが残念でなりません。狭い家を快適な住環境にするには、空間が少しでもつながることが秘訣。視線だけでも遠くへつながると広がりを感じられるのです。細かく空間が分断したプランは、動線は優れていてもちっとも面白くない。 この「面白くない」ということは、いくらプラン計画が成立していても駄目なのです。

 そこで、悩んだ末にできた案は、地下の土間空間からダイニングへつながる緩いスキップフロア。模型で感じを確かめることにしました。



↑ このページのトップに戻る


・・ 「TVの取材」はなんだか難しい ・・ 2月10日(木)
TV撮影
 最近「片づけの解剖図鑑」の本を読んだと、テレビ・ラジオ関係の取材申し込みが多く来ます。ラジオは会話が中心なのでよいのですが、テレビはちょっと難しい。依頼内容がちょっと困りものなのです。

なぜならば、TVが求めているのは、現時点の生活の中で片づかないお宅にお邪魔して、その場で解決するという役柄。つまりよくテレビで見る「収納王子コジマジック?」を私に求めてくるのです。 しかも、主婦のレベルでできる内容でということは、大工工事もリフォーム工事もなしで、その場で家具/モノの移動でなんとか解決してくださいという依頼です。

それ、実は得意ではないし、そこにはあまり私は興味がないのです。
設計事務所というところには、家を買うのではなく、作りたい人がくる。
あるいは、事情があって既成のものでは対応しにくい人が、最後の訪問地として事務所にたどり着くのです。

そして、そういう人の現状の生活をみせてもらうと、既存建物の収納が計画うまくいっておらず、そこで住み手が行った解決方法があまりにも付け焼き刃で、長いスパンで考えると上手くいかないのを多数見てきたからこそ、「片づけの解剖図鑑」を書いたです。本の巻頭でも「この本を読んでも、部屋は片づきません」と、書いたのになあ。

こちらとしては、実際に設計したお宅を見て頂き、なるほど!そういう風につくるのか!という映像にしてもらいたいのですが、うまく企画が通らないようで、結局、没になりました。連続ドラマ「ごちそうさん」の後の時間帯だから、実は出たかったなあ。だって有働アナにも会えるのですから。(笑)

ちなみに、上の写真は、この話とは別のNHK番組の収録。
地方でしか放送されないローカルニュース「いまほんリポート」に出るための収録。2分50秒のために4時間掛かりました。


↑ このページのトップに戻る


・・ 大雪の日のレガレット ・・ 2月17日(月)
 「成瀬の家」では床暖房システムにレガレットを採用しました。
この仕組みはちょっと変わっていて、床下の空間に温風を回し、基礎や地面自体を蓄熱体にしてしまおうという床暖房システム。数年掛かって基礎下の土も蓄熱させるということなので、なんだかもったいない?という声も聴こえてくるのですが、実際には地面ほど蓄熱に適したものはないそうです。

通常、床暖房では温水パネルをフローリングの下に敷いていることが多いのですが、その方式よりもレガレットは柔らかい暖かさと、浴室でも玄関でも押入でも家のすべてが暖まるので、家中の温度差がほとんどなくなるという点が特徴です。
別荘のような家では普段留守が多いため、畳が黴びたり、ジメジメしたり湿気のある臭いも多いのですが、このシステムを採用している別荘は臭いもなく、いつもカラッとしていて、建物が痛まないということで評判のようです。

さて、レガレットをいれているせいか、今月のあの稀にみる大雪の日のことです。この家の基礎の廻りには雪が積もらない!という現象を発見したお客様が、わざわざ写真を送ってくださいました。本当に基礎が蓄熱され初めているんですね。これからも蓄熱の経過を見守っていきたいと思います。数年後にどんな快適さになるか楽しみです。

2枚の写真は大雪の日、朝9時の写真と午後3時の写真です。 ちょっとわかりにくいかもしれませんが、基礎の周囲だけ雪が溶けています。午後3時、どんどんとひどい雪になって行きましたが、左のブロック塀は1段分積雪が増えていますが、こちらの基礎は少し雪が溶けています。
成瀬の家 大雪 レガレット


↑ このページのトップに戻る


・・ 本屋さんのような本棚 ・・ 2月25日(火)
 昨年末ギリギリにお引き渡しをした
「能見台F邸」のリフォーム。
その目玉のひとつに壁面本棚があります。

 もともと、この部屋は北側からの採光を取るために、ヴォールト天井を持つデザインがされていたのですが、夏には西日がキツくてしかも暑い。冬には冷気がコールドドラフトで降りてくるために寒くて、生活上はかなり困っていたそうです。

 今回リビングとして再度設えをきちんとしたいとのこともあり、私たちから提案させて頂き、こんな感じの場所になりました。
リフォーム前
↑リフォーム前
冬の寒さと夏の暑さは猫間障子を閉めて断熱。
季節の良い日は障子を上げて風通しができるようにました。
この障子をちょっと斜めに設置してみたのは、
美術館のハイサイドライトをイメージしています。

その下は海外の本屋さんのような背の高い本棚。
梯子を掛けるバーを設計して、文庫や単行本を入れられるような汎用サイズに棚を固定して製作しました。

ちょっと絵になるリビングができました。
リフォーム後
↑リフォーム後
本棚
本棚


↑ このページのトップに戻る




<<「つれづれ日記」目次に戻る<<