横浜の建築設計事務所（有）鈴木アトリエ//調布M邸（リフォーム）


・・・・・Suzuki Atelier・・・・・
鈴木アトリエ住宅works　 > 　調布M邸　・・歳を重ねてより楽しく暮す（リフォーム）・・

長い時間、家族が寄り添い過ごした家をどうするか

細部までこだわり建てた家も、気がつけば家族構成が変わり、これからは夫婦二人の暮しを支える家にしなければいけない
だけど、愛着も思い出も詰まっている家は、今のままでもまだ暮せるし・・・
リフォーム設計のご相談を受けてからも、様々な心の葛藤と向き合い、思案をされ続け、
休止を挟みながら三年以上の月日を重ねて完成したリフォームです

ダイニングは下がり天井を撤去し、天井・壁をナチュラル色の漆喰で塗り分け、床は幅広で明る色のフローリングに
キッチンの出入口を移動して、手元を隠した対面式カウンターに換えました

横長のカウンター開口を設けたことで、キッチン内窓の採光も加わり、ダイニング・キッチン全体が明るくなるように考えました

天井は新たなダイニングテーブルに合わせて漆喰で造作を施しています

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２つに分かれていたロフト　ハシゴ式で大変だった

ハシゴは動かすのも重く、荷物を持っては危ないのであまり活用されておらず
天井断熱が不十分で夏は暑く、冬は寒かった

ハシゴはやめて、階段を設置

光が落ちるスノコ床を２つのロフトに渡し、安心して上り下りできるようになりました

天井断熱を追加し、快適になったロフトはフル活用されることでしょう

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1階トイレは、将来を考えて拡げることにしました
同時に入口を広くし、引戸式に変更

冬コートを着たままでも、補助の人と一緒でも、スムーズに入れます
カバンなどの一時置場、上着掛けも新たに設置しました

メイン照明とは別スイッチのカウンター下の間接照明は、目に直接入りません
夜中にトイレに起きた時、まぶしい灯りで目が覚めないように

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寝室ではいろいろ困りごとがありました

　・　夫婦の就寝時間が違うから照明やエアコン温度を分けたい

　・　既存間接照明で本を読むには暗い

　・　ベッドから見るので仕方なくTV台は収納扉の前で、扉を開ける度、TVを移動。延長コードも足で引っ掛けそう

そこで知恵をしぼり～

照明は夫婦別系統にし、各自操作を可能に

灯、室温度も梁下カーテンで分けられるようにしました

フリーアームの読書灯を壁に設置

壁にもたれたり横になったり・・
姿勢が違ってもアームを動かせば大丈夫
明るさは照明の先端で変更できます　

邪魔な床置きTV台、壁なしで掛式TVにするため考えて考えてこの形に
TV移動せずに収納が使えるようになりました

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洗面・脱衣室


以前と違い、スペースが広がり、天井には室内干しアームを設置

壁には可動ぱたぱた台は、洗濯時に大活躍する予定

地震対策も・・・

本棚を作り付け家具に	揺れてぶつかっても割れないシリコン製のペンダント照明	下重心の転倒防止本棚を製作

・　期　間　・
■　設計：2014年０9月～	■　工事：2017年12月～	■　竣工：2018年1月26日

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