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・・ グループホームの設計が佳境だあ! ・・ |
7月26日(水) |
・・・なのに全然進んでない. 今ひとつ困るのが,コストコントロール. そもそもグループホームは比較的元気な老人が,共同生活を自立的に行うための住宅で, 病院や施設ではないのだけれど,建築基準法でもそのカテゴリーがなく, 某地方では,「寄宿舎」扱い. したがって,浄化槽も,電力も,屋内消火栓も必要で内装制限もある. これじゃ住宅じゃないよ. 住まいと同レベルの雰囲気や使い方を想定しても,なんだか法律によって施設っぽくなっていく. こうしたよけいな設備にお金を食ってしまい,肝心な部分にお金が回らなくなる. 坪64万程度でエアコン,床暖房までいれなきゃならんのに・・・・・・ 厳しいねえ.法律は法律ですが,ほんとに必要なものがどのくらいあるか. 建築士の責任において,任せてほしいものです. 役所が決まりごと言うたびに, 「それでお役所は責任とれるんかい」と言いたくなります。
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・・ とある建物の竣工検査 ・・ |
7月25日(火) |
もうすぐ竣工の建物の完成検査をしました。 いやーしかし、最後になってでますねえ色々と要望が。困るなあホント。 完成してから言われてももう出来ないよね、特に電気の配線や換気扇の追加は。 打ち合わせをあんなににても、出来てからの思い付き要望が絶えないのです。 これだから難しい。こちらもプロとして、必要なものは必要なところに設けているけど、 なんでもプラスで増えていくのはどうかなあと思う。 設計とは限りなく無駄なものを減らしていく作業だと思っているのに、お施主さんはなんでも 増やしていこうとする。コンセントもTVジャックもそんなに必要かなあ。
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