結婚記念日はいつもふたりで外食するのが常だったけど、今年はどこかへ行こうと相談の末、行きたいと思いつつも未だに訪れたことがない葛西臨海水族園へ。
葛西臨海水族園といえば、いきなり東京都から施設設備の老朽化と運営に費用がかかるからという理由で建替計画が発表されて、びっくり仰天!!〜の名建築。設計は建築家 谷口吉生さん、1989年に竣工したガラスドームが印象的なとても美しい施設です。こんな名建築を壊すのか!?と日本建築学会をはじめ、あちこちから保存の声が上がっている建物です。
行ってみると・・・・なんと、休園日、、、え?・・・・・・・・・
イレギュラーな休みだったらしく、外観だけでも観ようと気を取り直して、エントランスへ。
登って行くと、海に向かって目の前に現れたのは、思わず「綺麗〜!!」と口にしてしまったほど繊細なフレームとガラスの展望広場レストハウス「クリスタルビュー」
現実離れしている繊細な美しさには驚愕!!建築好きじゃなくてもこの美しさにはびっくりすると思います。写真じゃ伝わらないけど、写真載せます。
休園でもこの施設は開放されており、 建物内に入るとまた驚愕、、、タイル割り、完璧すぎる!大体どこかを合わせると、他にしわ寄せが行くものなのに、繋がるすべてのタイルが真物!付随のスイッチやコンセント類もそのタイルサイズに特注されてて、その完璧さ、建築家の美しく仕上げるんだ!というこだわりの強さがひしひし。施工図を描いた人は毎日泣いたことでしょう。。
建物内は空調が壊れていたけど、それよりも海を一望できる一面の大ガラス、空を歩いているような浮遊感、その空間力の強さに、空調なんてなんのその、たくさんの人を引き寄せてました。
クリスタルビューを離れ、海側を歩くと、ガラスのドームが見えて来ます。休園だから遠目からしかみられなかったけど、これもまるで水辺に舞い降りた鶴のような美しさ。 こんな美しい建物を壊すなんて、何考えているんだろぉ!かなり憤り気分
ガラスドームは休園じゃない時に訪れることにして〜、その後に武蔵野プレイスも行ってみたいとの提案は、遠いからまたあとでと却下(涙)
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