・・・・・Suzuki Atelier・・・・・
日本で北国といえば演歌なイメージだけど、ここではそんな陰ある雰囲気は微塵もなく、おとぎの国のようなキラキラな街並み。
フィンランドの首都、ヘルシンキに到着して初めてわかったのは、意外にコンパクトな街で、移動はトラムという路面電車でほとんどの場所へ行けるし、街並もきれいなので普段よりも楽しく、頑張って歩けること。しかし日本との時差は7時間。そろそろ眠気が・・・この日は友人お勧めの店でトナカイを食して就寝。。。トナカイは臭みも癖もなく美味しかったです。
以前は予約なしでも見学できたらしいけど、今はアトリエも自邸も完全予約制で、ガイドツアーは英語解説のみです。
アトリエの勾配天井は日射採光を効率的にするための工夫。ほかの部屋も採光にはとても気を使っています。でも日本人が考える採光とは感覚が違うように思えました。均一な採光確保より美しい採光であることが必須のような。
タイトな予算から設備は最小限に床下エアコン暖房、夏は壁掛け冷房エアコン2台のみで、お施主さんはそれで大丈夫なのか内心ドキドキだったそうですが、 1年が過ぎ、その暮し心地をうかがうと 「暮す前は床下エアコン暖房なんて全然だめでしょ!と思ってたのに、暖かいし温度ムラもないし、とてもありがたい」と嬉しい逆転の感想。。おまけに電気代・ガス代ともに以前の家よりも安く抑えられているそうです。よかった!
家に電気釜を据えて本格的に陶芸をされているお嬢さんが素敵な作品をプレゼントしてくださいました。花瓶とかわいらしい猫2匹、そしてお座りしている猫の足元にある小さな棒状のモノは、なんと、「猫用三角スケール」だそう!!