『青森県は日本で一番短命な県』という話、皆さんはご存知でしたか?
そこで青森県は「短命県返上キャンペーン」を県をあげて行っているそうです。
その流れから新住協(新木造住宅技術研究協議会)青森支部15名の方が、Q=1.0住宅(超省エネの高断熱住宅)のモデルスタディを作る上でのプランニングのヒントを得にはるばる遠方より鈴木アトリエへ来られました。
2時間ほどのスライドレクチャーを行い、その後、実際に設計した住宅「戸部S邸」と「横浜下町の家」に移動していただき見学へ。お施主さまからは住み心地なども話していただきました。15名の方はプランニングの工夫や、材料の使い方、ディティールなどを皆さん熱心に見学されて色々な質問も飛び交いました。
私達も地域の違いから住宅造りの異なる点などを伺い、とても興味深かったです。
今回の遠征で青森県の住宅づくりの何かヒントとなってお役に立てたならいいのですが。そして、急な見学を快諾してくださったお施主さまには本当に感謝致します。
ありがとうございました!!
ここからはこぼれ話ですが、事務所で15人を迎えるスペースはないので、『区民活動支援センターでは市民活動に関する相談に応じます。』との区のホームページを見て、事情を話して会議室を借りようとしましたが、受付担当者は理解を示してくれるも、「ボランティア団体として登録がないとだめな決まりで・・」、地域コミュニティセンターでは「高齢者や子育てママの集まりなら貸せるんだけど・・」と公共施設からはことごとく断られました。営利目的で行うセミナーとは違うのに、HPに載っている文句と違ってあまりに敷居が高くて、なんだか釈然としない思いでした。ダメ元で町内会館に相談すると「空いてるから貸せますよ」とすぐにOK。はじめからここにくれば良かった。しかしなぜ「身近な市民活動の拠点として会議室など活動拠点としての場の提供、相談に応じます。」と、大々的にうたっているのに、蓋を開けたら一般市民は使えない仕組みになっているってどういうことなんでしょうね..やっぱり釈然としないなあ・・
|