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今年も暖炉のシーズンを楽しんでいる「東橋本K邸」のお施主さんからお誘い頂き、大工さんと一緒に新年の暖炉会にお呼ばれしました。 設計した茶室では奥様からお茶とお菓子をいただき、茶道にまつわる興味深い話や作法まで教えていただきました。
この家は昨年、雑誌「日経おとなのOFF2015年9月号 」に登場したのですが、編集部によると「東橋本K邸」はとても好評だったそう。それは暖炉やバイクの世界が広がっていることもあるのですが、ひとえに決め手となったのはKさんの愛犬アルプ、このワンコの功労が大きかったんじゃないかな。 この子、一度目線を合わせるとそのまま動かないので、写真うつりがとても良いのです。んで、パチリ。 |
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ベルメゾンから話があったのは昨年春のこと。 若い担当者が私の本「片付けの解剖図鑑」を読んで声をかけてくださいました。収納のお役立ち本だという勘違いはいつものこと。それでも私たちのアイディアで家具などのアイテムを一緒に作りたいとの話でした。 数回の打ち合わせの後、具体的に提案のたたき台を見た時は、正直がっかりしました。たとえば私たちが3本足のおにぎりテーブルを提案しても、メーカーは4本足でないとクレームになるから絶対ダメ・・とか、日本の汎用性のあるアパートや間取りの空間で使えるように妙に縮こまった内容であったりと、なかなか商品開発というのは難しいなぁと感じたのです。その後、数回の修正をお願いして、可能な限り勧めてくれたのがカタログに登場している商品。 さて、売れるのかどうかはわかりませんが、私たちの感覚が通用するのかどうかが試されると思うと、ちょっとドキドキしますね。 |
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・・ 鴨居の家 12年目 ・・ |
1月28日(木) |
そろそろ外部の塗装が必要になり、中庭のパーゴラ木部も痛んできたので、補修したいと連絡をいただき、久しぶりに伺った「鴨居の家」 |
ここのお施主さんはほとんどの大工工事をしてしまうほどの腕前。元々は工事中の大工さんを眺めていてコツをつかんだとか。写真にはなかなか登場しない家の裏側の地下に材料置き場を有しており、家のメンテ用の木材やらパーツ類を溜め込んでいますが、足場の必要な工事内容はさすがにプロの仕事となりました。
竣工後12年となるとやはり年季がでてきます。その年季が質感を高め良くなる材料と悪くなる材料があります。自然素材は室内は良いのですが、外部は雨に当たるところが痛みます。雨風に当たらなければ問題はほとんど起こりません。
雨の道を設計することが自然素材の家ではとても大切だと痛感した日でした。 |
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