友人の建具屋女将が「障子貼り替えは水洗いして乾かすのが一番よ!」と言っていたのを思い出し、ベランダに障子を持ち出して、まず水洗い。天気も良かったのですぐに乾き、いよいよ紙貼り!以前は糊をご飯粒を煮て母が作っていたけど、父が糊も紙も既に購入済だったので糊は作らずに済みました。でも専用刷毛はなく、家にある小さな筆刷毛で全体に糊を塗り、一気に紙を被せ、引っ張って霧吹き。1枚目は不慣れでちょっと皺ができてしまったけど、2枚目はまぁまぁ上手に貼れた!
それに自信をつけて明くる日も他の障子貼りをやってみた。
この日は天気予報が外れ、にわか雨が。。仕方なく室内作業。
紙貼り作業前までは順調だった。。
しかし、いざ紙を貼っても昨日の様に上手く貼れず、剥がれてきてしまう!
かろうじて貼れても、霧吹きの後に紙が乾燥しすぎて障子の桟を外れてしまう始末。何が昨日と違うのだろう?と考え倦ね、「あ、紙の裏表が逆なんじゃ??」と逆にして貼って見ると今度は剥がれないが、やっぱり紙が乾燥すると桟から外れる(涙)
それでもなんとか貼るだけ貼ったが、かなりイマイチ。。
後日、建具屋女将に聞いてみた。細かい作業工程に少しづつずれがあるものの、途中まではまあまあOK。しかし、最後の仕上の霧吹き方法が大マチガイ!
トホホ。。。紙貼り後にすぐに霧吹きしちゃだめなんだそう。
そんなことしたら私だって失敗するわ!と女将。。。
ひとりで大きな寺の障子、何十枚も貼り替えてる彼女はなんて素晴らしいんだろうと心で賞賛しつつ、ついでに最近の障子紙製品事情や襖貼り替えの話も教えてもらった。
そして、なんとなく、次回は上手く障子貼りできそうな気がした(笑)
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