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つれづれ日記

2014/12月

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04日 TVドラマ の建築監修・・ / 10日 「本厚木 F邸」引き渡し・・
14日 ハレとケ・・ / 16日 「市ケ尾 H邸」引き渡し・・
21日 ミニ黒板、使われています!・・ / 24日 今年もお世話になりました・・


・・ TVドラマの建築監修 ・・ 12月4日(木)
「上池台の家」のお施主さん(夫)は、私と同い年。家を建てた時はまだ、かけ出しの脚本家でした。
献身的な奥様が勤めに励んで家を新築し、 その1階には仕事部屋なる書斎を作り、せっせと脚本を書き続けて10年。最近では水谷豊の出演するドラマ「相棒」の脚本を手掛けたりされていて、今や売れっ子脚本家です。
ドラマ打合せ
そんな折、昨年の今頃にちょうど訪ねる機会がありました。雑談で建築界の話題や裏話などをしてきたのですが、その後1年経って、テレビの制作会社から脚本が送られてきて、あらびっくり。

なんと、そのとき話した建築ネタで、1本刑事ドラマが描かれていました。
同時に連絡があり、現場の助監督や撮影スタッフが事務所を訪ねてきました。
ようするにそのドラマの建築の監修をしてほしいとのこと。
俳優さんや女優さんに会えるし、面白そうだからと引き受けたまでは良かったのですが、実はクリスマスからお正月まで私は入院するんです。
あ〜ぁ。。。。撮影現場には行けないことが判明。残念! 
撮影に使うスケッチやパースを描くだけで終わりそう。泣



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・・ 「本厚木F邸」引き渡し ・・ 12月10日(水)
年の瀬も押し迫ってきたギリギリで「本厚木F邸」の本体工事の引き渡しが完了しました。
土地は広いものの、市街化調整区域なので簡単には新築はできません。そこで既存家屋の一部を壊して、新しい住まいを増築しました。

敷地の母屋は大きな民家。柱と梁も太く存在感のある、それは立派な住まいなのですが、維持するのも大変とのこと。いずれは壊さなければならないと考え、裏手に小さくともきちんとした住まいを今のうちに建てて、徐々に生活を移す構想にまとまりました。
本厚木F邸外観
聞けば奥様は昔からインテリアや住まいに関する記事に興味を持って、本を読んではスクラップしておいたといいます。今回、新築設計でその思いを一気にぶつけていただきました。

外観はほとんど見えない立地ですので、それがとても残念ですが、
ぜひ見ていただきたい家になりました。



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・・ ハレとケ ・・ 12月14日(日)
私達が演奏する「JMCC」のクリスマスコンサートが無事終了しました。今回も満員御礼で、常連の方、初めていらっしゃった方、みなさん笑顔で帰られたのが本当に良かった。

前に横浜の建築家フォーラム「エリア045」のコラムに掲載してもらいましたが、毎回、コンサート終了後にこのような「ハレ」の場の役割の重要性を痛感します。
JMCCの2014クリスマスコンサート
高齢になって心身が若い頃の様にならなくても、心躍る待ち遠しい日があれば、毎日をがんばって笑顔で生きていけると思うのです。

私のコラムを読んだ感想メールを頂きました。
「介護保険で認定してもらって、1割負担で参加できるようにできそう」と。
そうなればいいなあ、本当に。



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・・ 「市ケ尾 H邸」引き渡し ・・ 12月16日(火)
敷地の高低差故に、スキップフロアの計画で設計した「市ケ尾 H邸」
平面図をみていてもさっぱりわかりにくく、模型を眺めて検討しないと各部の収まりがなかなか把握しにくかったため、時間も手間もかかり、工事も一番大変だった住宅です。
ようやく引き渡しとなりました。

玄関土間をリビングの一部のように見立てて広がりを作り、吹き抜けからは同相の谷間が広がる6m角の住まいです。

見学会は、
2015年2月8日(日)です。
プレゼン用に詳細はこれからまとめ、見学会時に配布します。
見学会に参加ご希望の方はご連絡ください。
市ケ尾H邸玄関



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・・ ミニ黒板、使われています! ・・ 12月21日(日)
篠原東の家」はすでに竣工後10年。
私にとって若い頃の設計である。

無防備にも庇のないBOX形の「かたち」から設計したため、手作りの木製サッシュからは台風が来る度に雨が吹込んだり、当時、不燃の材木として採用した外壁の板張りは、その製品自体に問題があって張り替えたりと、なにかと修理が終わるまで、ずいぶんと迷惑をかけてしまった家です。

そんなTさんから久しぶりに連絡があり、今度はご両親の家の建替えを依頼された。
実にありがたいことである。

打ち合わせに久しぶりに訪ねると、リモコン隠しに造り付けた黒板が、ちゃんと使われていたので思わずパチリ!最近になってようやく使うようになってきたとのこと。これまたうれしい限り。
篠原東の家の黒板
篠原東の家の黒板



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・・ 今年もお世話になりました ・・ 12月24日(水)
今年もいよいよ終わりです。
なんだか忙しくて、あっという間に過ぎた気がします。

例年と違うのは何だったのか。
まず思い出すのは出版した本を読んで共感してくれた方からずいぶんとリフォームの相談が増えたこと。
学生時代に影響を受けた通気工法の提案者、新住協の鎌田先生と出会い、高気密・高断熱の本を作る過程でだいぶ基本を改めて勉強したこと。そこで木製サッシュに出会ったこと。
神奈川大学の設計がまた続き、国際センターなる建物を木造で設計したこと。
センター北U邸
〜などなど多くの方に出会い、新しい知見を得てきました。

さて、一般的には29日が仕事納めじゃないの?と言われそうですが、実は私、鈴木は12月25日から1月3日まで高島町の松島に入院をするため、ちょっと早めの業務終了となります。
実は私、初めての入院。(物心つかない幼い頃に入院生活をしてたようだけど記憶にないから初めてってことで)ちょっとワクワクしておりますが、周囲からは、それほど甘くない!と釘をさされ、持ち込む予定のDVDや本はほとんど手つかずになる恐れあり。とはいえ、仕事もだいぶ持ち込みますので、事務所にいるのと変わらないのかもしれませんが。。。。

来年もよろしくお願いいたします!

新年1月5日より業務再開です。



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