鈴木アトリエ
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キャンプ

つれづれ日記

2013/10月

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02日 「平塚K邸」オイル塗り・・ / 13日「犬蔵Y邸」写真撮影・・
24日 リビングスパでも湿気ない・・ / 29日 能見台のリフォーム・・
30日 「羽沢H邸」は窓がないのに風が抜けるのです・・

・・ 「平塚K邸」オイル塗り ・・ 10月2(水)
 新築住宅が完成すると必ずと言ってよいほど床のオイル塗りが行われます。
それは私が通常使うフローリングはすべて無垢材、ウレタン塗装の施されていない素の板なので、フィニッシュにオイルを塗り仕上げるのです。

このオイルはいろんなものが発売されていますが、自然系の蜜蝋や亜麻油、ひまわり油などをベースにしたものをよく使います。プロに頼むとン十万するこの作業は、たいがい建主一家で作業して頂くのですが、最近はご高齢だったり、腰の調子が悪い方などもいるので、アルバイトを雇って皆で作業することが多くなってきました。

 「平塚K邸」では息子さんが手伝ってくれて若手?3人で塗ることになりました。大体3時間もあれば作業完了。1日乾燥をさせて仕上がりです。

「平塚K邸」オイル塗り

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・・ 「犬蔵Y邸」写真撮影 ・・ 10月13(日)
 「犬蔵Y邸」は23坪の土地に建ぺい率60%の制限の中で、たくさんの工夫を詰め込んだ家です。住んで1年が経ちましたので撮影をお願いしました。

 特徴にもなっている大きな屋根付きテラスはダイニングから直結ですので、ほんとうによく使っているそうです。ここでバーベキューもしたし、ママ友宴会にも使うとか。雨が当たらない場所であることがよいのです。利用度をあげ使い方にバリエーションが生まれます。

  例の回転?物干ロープも使っているようで良かった。工夫した甲斐があります。

「犬蔵Y邸」
 ロフトは子供たちの秘密基地。しかしこの家族は本当に仲が良く暖かい。暖かい家族には暖かい家。これが最高です。床暖はいらないかも(んなわけないね。)

「犬蔵Y邸」
「犬蔵Y邸」
「犬蔵Y邸」
「犬蔵Y邸」

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・・ リビングスパでも湿気ない ・・ 10月24(木)
 なにかとTV取材の申し込みが多い「大岡H邸」

 この前は、さんまのからくりテレビからもオファーがありました。でもお施主さんは顔出し絶対NGとのこと。そう、こんな秘密の家はマスメディアに見せるわけにはいきません。
(・・・といっても一度はテレビに出てしまっております。その時は私たちが出演。おかげでお施主さん夫婦と勘違いされました。)

 そろそろテラスお風呂のデッキ材を塗った方が良いかと思い、ステインを届けにいくという理由をつけて、伺ってきました。
「大岡H邸」階段本棚
 玄関を入ると見える莫大な漫画は相変わらず圧巻な光景です。宅配便など玄関先に訪ねて来た人が必ず驚いて帰るとか。(右上写真は本棚のほんの一部)

 リビングにあるお風呂もそのまま素敵に使われておりました。まだ全然痛んでませんね。テレビを見ながらスパを楽しまれているようですが、不思議と湿気ないとのお施主さんのコメント。そうです!いろんな仕掛け?対策がしてありますので当然です!

できればいろんな人に体験してもらいたい家です。

「犬蔵Y邸」リビングスパ
「犬蔵Y邸」天井

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・・ 能見台のリフォーム ・・ 10月29(火)
 うちのHPをご覧になってリフォームを依頼していただいたF邸。その築30年の住まいをフルリフォームしております。

 間取りはいつものようにお施主さんと打ち合わせを重ね、全く新しく変えております。完成時にはまた写真を載せようと思います。

 リビングの特徴的なカーブの天井。この住宅を設計した方のこだわりだったようですが、北向きのためか、冬は寒く、夏は西日で暑いとのことでお施主さんには不評。でも、なんかもったいなくて活かしながら暑さ寒さ対策を使用しようと秘策を練っております。
乞うご期待。

「能見台F邸」工事

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・・ 「羽沢H邸」は窓がないのに風が抜けるのです ・・ 10月30(水)
「羽沢H邸」


 「羽沢H邸」では窓の取り方と風/光のコントロールを考え、小さなアイディアを採用しています。

 通常の住宅地の建物配置では、隣家どうしの窓がバッティングしてしまうことがよくあります。その窓の取り方を常々工夫したいと思っていました。今回はその旨を建主にお話し、いくつかの試みを実践することができました。

 例えば玄関。
玄関ドアを開けた正面には坪庭を眺める地窓を設計しました。通常こうした窓を設ける場合風通しを考えると引き違い窓にすることが多いのですが、防犯のため格子をつけることになってしまいます。これではいかにも残念な場所になってしまうと思い、ピクチャーウインドウは嵌め殺しとしました。しかしこれでは風通しが犠牲になってしまいますので、換気用の高窓を別に設置して、これを垂れ壁でカバー。スッキリとした印象になります。(下写真)

 この方法を今回は洗面所やダイニングでもやってみました。
窓の存在がないですが、明るさと風通しは確保されているという手法です。
同じようにキッチンでも、アルコーブ状の部屋にしてちょっとした区切りをつけて、明るさをコントロールしています。


「羽沢H邸」玄関
「羽沢H邸」洗面
「羽沢H邸」洗面

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