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鈴木アトリエ/つれづれ日記
つれづれ日記

2012/11月

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15日 事務所デビュー・・/ 21日 竹灯籠まつり

・・ 事務所デビュー ・・ 11月15日(木)
 車移動にも慣れたようなので、そろそろ仕事場に連れて来ても大丈夫かと思い、麦を事務所デビューさせてみました・・・・・が、その結果は散々。やはり生後6ヶ月の子猫にはまだ早かったのか・・・住宅模型を2つ、アクリルケールと共に床に落として壊しました(泣)それも、設計中に作る検討模型ではなく建物完成後に作る完成模型の方を壊すとは。トホホ。
 常に模型を落とさないよう慎重に避けながら歩き、人見知りもせずに来客者を出迎えていた前任営業部長のウリとは対照的に麦は臆病者で物音がするとビビってすぐに隠れちゃうし、猫もそれぞれ性格が違うんだなと当たり前の事を痛感してる横で事務所のあらゆる高所によじ登っては落っこちるように飛び降りて危なくって見てられない。
 鈴木アトリエ看板猫として皆さんの前にお目見えするのはまだまだ先のようです。
振り子時計にのぼる麦

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・・ 竹灯籠まつり ・・ 11月21日(水)
 日記掲載が遅くなりましたが、是非ご紹介したかったのでお許し下さい。
毎年行きたいと思いつつ、都合がつかずに行けなかった地元のお祭り「竹灯籠まつり」今年、やっと行くことができました。約4万6000平方メートルの小机城址の市民の森に約5000基の竹灯籠が灯される美しいお祭りです。

 小さな町のお祭りと高を括って歩いて行ってみると、狭い住宅路地に大行列!!年に1度の機会を見逃すまいとあちこちから集まって来ているんですね。
竹灯籠祭りのポスター
 夕暮れから段々と辺りは暗くなり、竹灯籠のあかりが栄え始めると、辺り一面が幻想的な世界に一変。尺八などの和楽器の生音色がもの静かに響く中、列は少しずつ進みます。竹灯籠の灯し方も場所場所で工夫があり、天の川を模していたり、高い塔になっていたりと見る人を飽きさせません。あちこちで「きれい!!」と歓声が上がっります。順路途中、緩やかな谷になる場所では視界一面が竹灯籠のあかり。今までみた事のない美しさでした。最終地点では食べ物屋台や竹細工の販売もあり、お祭りを盛り上げていました。ただ、評判を聞きつけて年々観覧者が増えているようで、屋台に並ぶ行列に販売が追いついていなかった様子が残念でしたが。

 竹は繁殖力が強く毎年間伐しないと里山を荒廃させてしまうため、毎年継続的な間伐が必須。しかし間伐した竹材の活用がなかなかなく、悩み考えた末にスタートしたのがこの「竹灯籠まつり」だそうです。発案した人も、それを実現した人も、とても素晴らしいと思います。こうした企画は「前例がないから〜」と何処からともなくストップの声が掛かり頓挫しがちなのに、きっと実現するには大変な苦労があったでしょう。誰をも幸せにするこうした発想が今の日本には必要だと切に思います。
列から撮影した竹灯籠 竹灯籠祭りのポスター

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