建築士の製図試験は、その日に発表される課題の要求室名と面積詳細を忠実に守りながらプランを作り、平面図、断面図、立面図、仕上表などを一式を制限時間内にA2サイズの解答用紙に製図する試験です。
試験の都合上300平米以下である小規模な建物が課題が出題されますが、たった5時間ですべてをまとめるのは結構な労力なのです。
さて今年の課題施設は「多目的スペースを持つコミュニティ施設(RC造)」です。
3.11の震災後に見直されている地域コミュニティと、防災拠点、備蓄倉庫など小さな規模の施設整備はこれからの課題となるためか、早速タイムリーな内容が出題されたことに少々ビックリ。試験を作成する先生にもだいぶ若い人が加わり新陳代謝したなあ。と深読。
今日、最終校正を終えると、22日には製版所に回ってしまうこの対策本。
そして7月1日には出版されました。課題の予想案、当たりますように! |