・・ 看板工事 ・・ |
12月22日(木) |
南加瀬の質屋さんから「トラックがぶつけて曲がっちゃったので、幅の細長い看板に交換したい!」という相談を受けました。以前、人、犬、猫、それぞれの専用階段を持つ質屋さんを設計しましたが、その「新横浜質店」のご親戚で、時々、相談を受けます。
道側に看板設置している為か、よくトラックがぶつかるのが悩みの種だとか。それならば一層の事、新しいデザイン看板にしましょう〜ということに。そして「ユニークでいいわ」と気に入ってもらったのは「特大ダイヤモンドを持って走る人」 の絵。遊び心から描いたのが良かったのでしょうね。色合いもカラフルなものになりました。
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質屋さんて今時、需要があるの?と思われるかもしれませんが、結構利用客は多いようです。最近では「買い取り」が多くなってきており、電話は携帯から掛けてくることが多く、市外局番が必要なことなどなど、看板に記載したい情報を細かく打合せしました。広告は時代とともに内容が変化します。
面版のデザインも決まり、いざ製作発注〜となり、どこに頼もうかと考え倦ねました。この手の広告デザインは時々依頼がありますが、本業ではないのでそれほど伝が無い。以前の看板工事依頼の経験で看板自体が結構高値なイメージがあり、なんだか価格が不透明で疑問を持っていたので、今回はネットで探し、良さそうなとこに電話で直接詳細を相談交渉し、板橋区の看板製作屋さんに決めました。
でもここからがまた大変。お施主さんが色にこだわりをお持ちだったので、カラーチャートで3色分解数値から色データーを設定。でも頼みの看板屋さんからは「印刷してみないとわからない」と言われしまい〜特別に看板面材と同材で小さい色見本を出してもらうことにしました。普通は色見本を依頼されないらしい。色についてはこの業界は大雑把??出版物の時は何度も色校正を出してもらって最終をきめるのになあ・・・看板業界の不思議でした。。。
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看板本体も安物は中骨がなく、アルミがペラペラなので耐久性がありません。それを中骨のあるタイプにしたり、印刷面もインクジェットから住友3Mのシートまでランクと耐久性が色々あって金額もピンキリです。それでもこちらで版下を作れるためか、看板の制作費を3割くらいは安くできたかな〜と思います。 どうでしょう?
ついでではありませんが、お店の傷んだ数箇所に手を入れることになりました。テント庇も新しくすることになり、ステンレス3mmの庇に交換です。表面が鏡面仕上なので、しばらくの間はピカピカで眩しいかもとちょっと心配になりながら〜これなら耐久性バッチリ!こちらは馴染みの工務店さんに依頼しました。後は、夜に内照をつけた状態での看板を見ていないので様子を見に行かなきゃ〜。 |
旧看板 |