鈴木アトリエ
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・・・・・Suzuki Atelier・・・・・


つれづれ日記

2010/03月

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08日 「仲手原O邸」見学会を終え / 13日 九州植林ツアー「どっぷり大分」
20日 南多摩の家オープンハウス
・・ 「仲手原O邸」見学会を終え ・・ 3月8日(月)
3月6日は雨の中、「仲手原O邸」見学会に大勢の方にお越しいただき、ありがとうございました。
当日は寒かったため床暖房の暖かさも体験していただくことができました。特にお越しいただいた子供たちににはリビングのベンチ、ぐるぐる走り回れるサーキュレーションプラン、テラス、ロフトが好評でした。逆にお施主さんのお友達はほとんどキッチンとスタジオに集まっていました。 家具が入り、生活が整ったらまた生活具合を紹介できればと思います。

ひとまずは竣工おめでとうございます!!

猫よしお
お施主さんよりメールが届きました。
「よしおですが、家に入るなり大喜びで猫壁と猫ばしりを走りまわりました。使ってくれるのに時間がかかるかと思ったら大間違いでした(笑)さすが猫を良く知る鈴木さん設計ですね。今日も何度も往復しています。 写真を添付しましたが、実際の動きは来て見てみてください。」
メールと一緒に猫のよしおが猫階段から顔を出している写真とキャットウォークでくつろぐ写真を送って下さいました。

せっかくの猫工夫だけど、使われなかったら悲しいと心配していましたが、その心配は無用だったようです。
(ФωФ)
猫よしお


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・・ 九州植林ツアー「どっぷり大分」 ・・ 3月13日(土)
生活クラブの主催で毎年お客様ご一行を引き連れての植林ツアー。今年はきちんと参加してきました。
(昨年は日程をすっかり忘れていてドタキャンしてしまったのです。)

これから家を造ろうと考えている家族10組を引き連れて、実際に家に使っている材木(杉)を現地で、自分の目で見て確認し、どのように私たちの手元に届くのか、その流れを見に行く目的です。
さらに今回は植林をする班、昨年植えた杉の苗を手入れする班、広葉樹を植える班に分かれて作業する日程も組まれて盛りだくさんで向かいました。

まずは山で杉の60年ものを伐採する現場へ。高さ30メートルの樹木が倒れる時の悲鳴のような音は独特です。

次に製材所、ここは佐伯杉の加工場として大分県が強力にバックアップしている森林組合。整然と丸太が並び、加工を待ちます。ここでは癖のある材木を標準化して、一定の強度が出るように工夫しているのですが、機械乾燥を掛けている材と、自然乾燥の材の違いは断面に現れます。。。機械乾燥はちょっと痛い感じに見えませんか?。

2日目は、待ってましたの植林へ。昨年、私はさぼってしまったために、今年はみなさんにいじめられて、倍の苗を植えるはめに。。。。簡単だと思った植林も、実際は、道具を抱えて山に入り、急斜面での穴堀、苗木の梅戻しなど、斜面でも作業は意外に重労働。
ちょっと疲れました。
伐採する現場
伐採現場
伐採現場↓製材所
製材所
断面 断面 植林
左の写真が機械乾燥、右が自然乾燥 植林へ・・


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・・ 南多摩の家 オープンハウス ・・ 3月20日(土)
駅からもよく見える「南多摩の家」のオープンハウスを行いました。
朝からご近所の方々も、ウチのお施主さんも来られて盛大でした。
この家はなんといっても、外から見たその大きさに個性があります。
2階建てなのに、ちょっとこじんまりしているのが特徴です。

実はこれ、コストの話が発端だったのですが、住宅のコスト高の要因のひとつに高さの話があります。平面図には全く現れないですが、階段の段数が増え、壁の面積が増え、建具の高さが増え、外壁も増え、意外に高さに関する、コストとの相関関係は見過ごされることが多く、坪単価にも反映しませんが、確実に影響しているのです。したがってこの住宅ではローコストを踏まえて、でも、面積が欲しいという話から、ならば、高さを抑えて考えましょう。 と了解を得てのプランスタートでした。

平屋のような、山小屋のような三角屋根の通常ならば屋根裏になるような場所を2階にすると、窓際の天井高さは1.65mです。数字で考えるとそれは低すぎて、立てない!となるのですが、 実際は体験していただいた方は「あら、全然平気ね!、意外に壁際には立たないもんなあ。」となるのです。 サッシュも高さが1.5m図面では絶対にダメだしされそうな感じですが、 そんなに違和感がないのです。私は個人的にはこの高さが好きなのですが、、、なかなか受け入れていただけない現状に、今回ばかりはチャンス!と思い実現させていただいたのでした。
あ、ちなみに、お施主さんは全員身長が160センチを切るという点も好条件だったかもしれません。
伐採する現場 伐採する現場


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