鈴木アトリエ
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・・・・・Suzuki Atelier・・・・・


つれづれ日記

2009/12月

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10日 「鴨居O邸」その後 / 17日 久しぶりに姫路 /       
27日 鎌倉/葉山にお客様を案内しました / 28日 今年ももう!終わり?

・・ 「鴨居O邸」その後 ・・ 12月10日(日)
今年6月に竣工した「鴨居O邸」
この家は地下にRCをもつため、まだ躯体の湿気が抜けきれていないため、1年以上は地下の部屋にはあまり物を置いたままにしないようにお願いしております。幸いお子さんがまだ小さいために夜は全員2階で就寝しているので地下の寝室は使わずに済んでいるようです。

テラスの工事が終わり、ようやく落ち着いたとのことなので様子をうかがってきました。 寒い時期に突入したのでテラスなどはまだ全く使っていませんでしたが、来年は楽しみですね。植栽も春待ちです。
「鴨居O邸」和室
「鴨居O邸」洗面所
洗面所
「鴨居O邸」キッチン
キッチン
「鴨居O邸」和室
地階の和室
洗面所は日当りも良く室内に干した洗濯物もうまく乾いているようです。 白いキッチンが汚れる!と恐れてアルミのガードが置かれています、、、。 食器棚はすべて使い切っておりました。。。 まだほとんど使っておりません。雪見の外のお庭もまだ。お茶会はいつになるやら。


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・・ 久しぶりに姫路 ・・ 12月17日(木)
私がまだ一級建築士の資格もとっていなかった頃。
大学の助手をしていた頃になりますが、某石油会社の施設コンサルタントを教授から任され、全国のガソリンスタンドの建設立地を調査し、道路からの視認性やレイアウトアドバイスの業務をしていた時代がありました。

そのなかの1社に姫路のF商会がありました。
二代目となった社長の年齢が私と近かったこともあり、新しいアイディアで面白いガソリンスタンドを作りたいと意気投合。長期滞在して模型を作り基本計画を練り、その後、地元で社長の知り合いの施工会社が実際に確認申請をとり、建物が完成しました。しかし、完成して間もなく多数の瑕疵が発覚し、施工会社がいい加減な対応しかしないため大きく揉め、裁判になったのです。私も基本計画に関わったということで、原告側にて裁判資料の作成や、報告書のまとめ作業をしました。
段ボール箱30箱、年数8年を経てようやく勝訴。
この間に私はずいぶんと建設に関わることを勉強させていただきましたし、いい加減な関わり方で設計やデザインをしてはいけないと猛烈に反省しました。

このたび10年ぶりにメールをいただき行ってきました。
内容は古い倉庫を改装して集会や写真スタジオに使えるような場所にするというお話。木造の住宅を数多くやっているからという理由でしたが、見るからにそそる建物。来年はリフォームばかりになりそうですが、これは久しぶりの住宅以外の建物になりそうです。
古い倉庫の内観 古い倉庫の外観
古い倉庫の内観 古い倉庫の外観


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・・ 鎌倉/葉山にお客様を案内しました ・・ 12月27日(日)
「鎌倉S邸」はお施主さんが住みはじめて半年になります。
3人の子供たちもすっかり大きくなって日々成長。家の中はいろいろカラフルな家具が置かれ、子供たちの張り紙などが生活感をだしていました。床に採用した花梨のフローリングは赤い色をそのままに少ししっとりとしてきました。2階の杉床は傷だらけですが、それはそれで味わいということにしておきましょう。少しだけ写真を載せます。
鎌倉S邸 鎌倉S邸 鎌倉S邸
「葉山Y邸」は完成したのが9月。
週末住宅ですので2週間に1回くらいのペースでだんだんと生活を始めている状態のようです。ようやく古材で出来たテーブル届いたり、長火鉢を買われたりと、少しずつ休息の家としての雰囲気が整いつつあります。
やはり2階はほとんど使っていない様子。 ストーブの薪も買われたようで、ようやく雰囲気がでてきました。
葉山Y邸 葉山Y邸 葉山Y邸


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・・ 今年ももう!終わり? ・・ 12月28日(月)
いつものことだが、あっという間の1年であったと感じます。
今年も多くの住宅設計を手がけることができました。本当にありがたいです。
私たちはお施主様に恵まれているなあと実感しております。
毎年この時期になるとお歳暮が届き、私たちは作業しながらそれを食べるので太りつつ、師走を駆け抜けていました。今日で仕事納めとなります。さて今年はどうだったか?
完成した住宅は7軒。作業時間の延べ時間を計算すると12000時間でした。
最近は1軒の住宅にかかる設計作業は1000時間を実質で超えるようになっており、それだけ多くの要望と複雑な条件の住宅が増えている気がします。

 今年の傾向として、
 1) 新規の土地からの設計の依頼が極端に減少。
 2) 若い世帯の依頼による2世帯住宅の急増。
 3)超ローコスト、計画から竣工まで時間が掛けられないなど切羽詰まった方が減少。
 このへんは、ものすごく社会状況を反映していると思いました。
 さて、来年はどんな年になるか。

今現在で2010年についてわかっているのは、 リフォームが多くなるだろうなあ。。。。 建築知識の特集もリフォームで書くことになるし。 ということだけ。
30日までつづく忘年会をうまく乗り切り、気持ち一新 スタートしたいと思います。

みなさま、よいお年をお迎えください!


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