・・ 10月24〜25日 植林ツアー ・・ |
スタッフ日記 |
岐阜の白川村で行われる植樹祭に参加するため、24日の朝に横浜を出発しました。
バスの中では、朝からビールをぐびぐび飲まれていた方もいて少しビール臭い中…もちろん私は仕事中なので飲まずに向かいました。(当然か!!)
本来の目的の植林体験は25日のため、24日は観光しつつ宿に向かうことになりました。
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馬籠宿は人生2回目です。前回の時は大学2年の時だったためか、馬籠の坂がなんてことなかったのに、今回は坂を登るだけで息切れするうえに足が思うように動かないような…。これってやっぱり歳をとった証拠でしょうか?いや、運動不足なだけだと自分に言い聞かせながら、30分の短い時間をフルに使って見学しました。 前回も時間がなく急いで見学したなあ〜と、若かりし頃を思い出しながら、清水屋資料館や藤村記念館などを見学しました。大学の時とは違い、スケールを持ちながら、天井の高さや格子の太さや間隔を計ってみたり…、学生の時には出なかった疑問が出たり…少しは成長しましたでしょうか?…していることにしたいです。スケールは本当に大事で、いつもバックの中にいる良き友達です。
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バスに戻ると、もう足が張って来ているような…(!?)
付知峽で国有林を見学をするために山を散策。その後に材木のプレカット工場に伺い見学させてもらいました。やっぱり「木」って良いもんですよね!!あの匂いでイライラ解消できそうですし、リラックス効果を得られた気がしました。あっという間にプレカットされていく木をみて、すごいすごいと興奮するばかり…。
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宿に着き、やっとホッとし、夕食もおいしくて、すべていただきました。今回泊まった宿の「中野屋」さんは、ご飯がおいしい宿で知られているそうですよ。夕食後、男性陣は2次会へと宿の1階のスナックへ吸い込まれていきました。女性陣でお風呂に入ろうと1階におりていくと…、なぜか大音量のモーニング娘の曲のカラオケ声が……。スナック近いからかな。あれっ「WOWO♪ WOWO♪(男声)」曲が、ばれますね。大盛り上がりだったみたいです。
旅館で感動したのが、水が本当に良かったことです。一緒に参加した肌が弱い友人は、水が良くないとすぐ肌にでるのに、ここの水では肌荒れが出ないと言っていました。水ってそんなに違うものなんですね。 そして次の日、朝一番で散歩に出かけ、「マイナスイオンだー」と友人と叫びながら楽しみました。周りは山のみですから。ものすごく清々しかったです。ジブリ世代の私達、山を眺めながら「もののけ姫をみたくなる〜」と話しながら満喫!しました。
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目的の植林作業。
工務店さんの中には準備よく長靴を持参の方もいました。私ももちろん現場作業用のツナギを着て準備万全です!!!(前にお施主さんの前で着たときには、いつもと違うね〜と苦笑いされたこともある本格的なツナギです。)昨日の見学で筋肉痛になった足をいじめながら植林する山登りへ出発です。この企画は「山・川・海〜思いやりの盛り造成運動−豊かな森林づくり促進事業−」と名付けられていて、地域の人だけではなく、地域を超えて自分たちの手で、きれいな水、美しい流れを作るという趣旨で行っているものです。 |
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地域の小学生や、私たちのような地域以外を含めて総勢410人ほどで30cmから40cm土を掘り、高さ30cmから2mぐらいのハナノキ、ケヤキ、コブシ等1400本を植えました。持ちなれない鍬で土を掘り、土に埋まっている木の根っこに苦戦し、掘込めずにいると、役員の方に笑われてしまいました。すごく頑丈だったんですよ…本当に。
近くに山のない生活をしていると、山や水のありがたさを忘れていたように感じます。自然の匂いもわすれかけていたため、木の匂いを嗅ぐと安らげました。少しずつでも植林を行い、将来の子供たちに自然の匂いやありがたさを伝えていければと感じます。植林をすることで、改めて考えることができました。
植林を終え、役員の方が用意してくれた昼食をいただいて、久々の運動で、すがすがしい思いになりました。もう少し体を動かさないとなぁとも心底思いましたけれど。 |
家に帰ると、いうまでもなく足はぷるぷる笑っていました。お約束通り、「もののけ姫」をレンタルといいたいところを、かわいらしく「トトロ」に予定変更しました。友人は、しっかり「もののけ姫」を見たそうです。 |
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・・ 国宝3点セットツアー ・・ |
10月25日(土) 〜26日(日) |
投入れ堂までの山道は
険しいし...怖い!
気を抜くと間違いなく
大ケガか命を落とします
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スタッフが慣れない植林体験で筋肉痛になっている頃、私達は命がけの国宝見学ツアーに鳥取〜岡山へ行っていました。
なぜ命がけか?というと。。。。
初っ端に見学する三徳山投入堂は、険しい山道を行かなければ見学できない国宝。既に入山経験のある信弘さんが「すごいよ〜!」と言っていたものの、話半分で聞いていたら....行ってみると、話半分どころか、話2倍以上の険しさだったのです。毎年亡くなられる方もいるそうです。
入山時には受付をし、靴底のチェックを受け、滑りそうな靴の人は否応無しにワラジに履き替えさせられ、タスキをかけて、いざ出発。ここからは「修行」の道。驚いたのは入山する高齢の方が意外に多いこと。おじいちゃんおばあちゃん、大丈夫??
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休憩場の文殊堂の濡縁の先は断崖絶壁!水勾配がついていて、立ってるだけでも怖い。手すりなんてありません。下はとても見られませんでした。 |
山道は、はじめから最後まで起伏に富んだ自然の道がほとんど改良されることなく、以前のままの状態で残されているため、非常に過酷。全身が緊張しっぱなしで1時間ほどの道のり。(左写真)
根っこや鎖を頼りに慎重に登り、途中で休憩場となっている文殊堂へ。ここも断崖絶壁で絶景ながらもゆったりと休めない!それが怖い人はここで休憩出来ません。
やっと、垂直に切り立った絶壁の窪みに建てられた投入堂が現れ、拝観できた時の達成感と感動たらなかった。投入堂は今から1300年前に建造されました。どうやって資材を運び、建てたか、いまだ謎のまま。あんなに険しい山道から資材を運んだのなら、かなりの数の犠牲者もでたことでしょう..。
昔の人は偉大すぎると痛感して下山。下山もまた怖い。2度、尻餅をつきました。。崖下に落ちなくて本当に良かった。
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投入れ堂
今から1300年も前に
建造されました
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次の日は2つの国宝、江戸時代前期に開かれた世界最古の庶民学校「旧閑谷学校」と、
桃太郎伝説のモデルとなった吉備津彦命を祭神とする古社「吉備津神社」を見学。
「旧閑谷学校」では、まず広大で手入れの行き届いた敷地とツルツルピカピかに磨いた石積み塀が印象的でした。建物は日本の様式と異なる影響が見え、凛とした印象。建築には32年の月日がかかっているとか。他に例をみないほどの手間隙かけた質とスケールを誇り、330余年の歴史を持っています。資料館では明治時代のハイカラさん女学生の集合写真もあり、こんな時代に女子にも開かれた教育を行っていたのでしょうか?とビックリしました。
「吉備津神社の本殿」は出雲大社の約2倍以上の広さ。屋根は入母屋造の屋根を二つ並べた珍しい様式です。見学した日は、その屋根葺替え完了のお祭りで、思いがけず本堂の中の拝観ができました。ガイドをして下さった宮司さんによると、今でも大吉備津彦が討伐した鬼神の温羅(うら)の首を埋めた御釜殿のカマドが鳴り、「鳴釜神事」を行っているんだとか。
不思議です。。 |
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旧閑谷学校
室内から眺める外の緑が
美しく、思わず撮影。隙間なくピカピカに磨いた塀はかなり目を惹きます。 |
吉備津神社 本殿
中は三重の入れ子構造でした。二つ並
んだ入母屋造り屋根が特徴。ここの
狛犬は目を疑うほど、かわいらしく、
なぜか3匹もいました。 |
吉備津神社 廻廊
龍の背のように伸びる形が
特徴的です。
お祭りで配る祝餅をもらう為の
長蛇の列でした。
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