鈴木アトリエ
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・・・・・Suzuki Atelier・・・・・

uri
つれづれ日記

2006/11月

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・・ いよいよ来てしまった ・・ 11月2日(木)
いよいよ来てしまった。
先月まで春日の家、綱島台の家と連続で竣工する関係で現場に詰めていたため、事務所に帰るのは夜中ばかり。疲れきってしまって毎日がヘトヘト。またINAXのセミナーも人気があるようで月に3回ほど呼ばれて全国へ行くものの美味い飯も食えずに日帰りで、また夜は現場。なんだかあっという間に日が過ぎて、いよいよ来てしまった明日は結婚記念日。しかも10年目。当然テレビや雑誌の影響で、今や世間での10年目はなにかと妻の期待の大きな記念日である。一体誰が言い出したのか、sweet ten。可愛い「テン」(イタチ科の小動物)を買って帰るというギャグでは当然済まされない。感謝の気持ちを表すキラキラの「石」が必要なのだ。そう言えば駒岡の現場では庭石がゴロゴロしてたなあ。(関係ないが。)こういう時は仕事に埋没し、現在進行形の物件のボリューム模型をいじりつつ、時間を忘れるようにしたいものだ。今日も夜になってようやく事務所に戻れた。当然何も準備してない。こういう日は帰りたくないなあ。


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・・ INAXセミナー ・・ 11月8日(水)
INAXの主催で行っている4月に始まったセミナーは、毎月2〜3回でかけている。
一日で飛行機に3回も乗ってしまう日もあり、なかなか大変。 タイトルは「お客様の心をつかむ提案力UPセミナー」。なんだかとても照れるし、配布される資料に顔写真や経歴が載っているとなんだか恥ずかしくなる。3時間と言う長いセミナーの内容は、見せるスライドが210枚。
1時間目は今どきの施主についての研究。2時間目から具体的なダメなリフォームの例と何故町のリフォーム屋さんの内容がダメなのか事例を使って紹介。3時間目は各場所での提案ポイントの紹介。
我が事務所の10年分のノウハウを一気に教えてしまう親切すぎるセミナーである。
しかしすでに21回も話している超人気セミナーのようで、来年は新しいテーマを考えねば。


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・・ 珍味!? ・・ 11月17日(金)
前の日記にあるように、このところINAXセミナーで旦那様が地方へよく出かけます。 電車の時間に余裕があれば名産土産を買ってきてくれたり、各地の土産話に花が咲きます。

先週は名古屋だったので幻のシュークリームの「シャチボン」
名古屋城金の鯱をモチーフにしたお菓子で見た目のインパクトがすごい!

そして昨日は沼津。携帯からイルカを食べたとのメールが来て、事務所が騒然となりました。 「いいのか、イルカを食べて?」「まさか姿焼き?」「海豚と書くくらいだからショウガ焼き?」などと様々勝手な憶測が飛び交う中、 画像がメールで届き・・・
ちょっとグロテスク写真なので載せられない。。。
みんなでイルカ料理画像に凹んでいると、今度は「ホタルも食べた」とメールがやってきました。
「お尻の光るあのホタル??」またもや騒然。
事務所中が珍味料理報告にますます凹んでいると「打ち間違え、ホタテです」と訂正メールが届きました。
「・・・・・・・・」椅子からずり落ちそうでした。

来週もINAXセミナーで青森で出掛ける予定。今度はどんなものがやって来るんだろうと期待と不安が・・・

しゃちぼん

名古屋城のしゃちほこ型
シュークリーム
「シャチボン」

尾びれ背びれも
とっても丁寧に
造ってありました


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・・ 最新機器! ・・ 11月27日(月)
先週、東京ガス横浜ショールームで開催された「暮らしのデザイン展 新製品体験会」へ足を運びました。イベントのメインは、マイホーム発電システムだったようですが、既に鈴木アトリエではこのシステムを「駒岡の家」で導入済み、個別説明も受けていたので、他の日進月歩しているシステムや機器の情報収集が主な目的でした。 特に次々と新商品が現れる「ピピッとコンロ」。 テレビコマーシャルの影響もあり「ほしい〜」と言われる女性が後を絶たないのです。私は実際使ったことがなかったので調理体験もしてみました。

コンロは熱温度管理、タイマー機能と至れり尽くせりの超多機能。
機能説明しながらバナナパンケーキの調理指導してくれたお姉さんに、 出来たばかりのパンケーキを頬張りながら、「魚焼きグリルは片面と両面切り替えられるのですか?」 「3口とも内炎式に出来るんですか?」「高火力口は左右入れ換えられます?」といくつか質問を投げ掛けてみるとちょっと困った様子。 「ちょっとお待ち下さい」とカタログをめくるめくる・・・ 他のスタッフにも助けを求め、結果、返答はいまひとつ釈然としない。 う〜ん、日頃の疑問を聞いただけなんだけどと思いながら、 このままつっこんで聞いても埒が明かなさそうだし、申し込んでいる建築家中村好文さんのセミナー開始時間も迫ってきて、セミナールームへ移動。中村好文さんの話はローテクで造った小屋の話で興味深かったのですが、反面、 ハイテクシステム紹介の今回イベントとのギャップがおもしろいなあ〜などと感じながらセミナー終了後 また違う機器のコーナーへ。でも・・釈然としない説明の繰り返し・・一通り廻って事務所に戻りました。

帰る途中、この同じイベントに来ていたお施主さんから 「会場にいた社員の人たちがイマイチ自社商品を理解していなくて笑えました。」とメールが届きました。 私の質問が専門的につっこんで社員の人を困らせていたわけじゃなかったんだと確信(笑) こういったイベントの時は機器の開発者や技術の人が居るものだけど、それらしき人は居なかったし、 機器は確かに最新で、興味ある人々がぞくぞく集まって来てるのに、売る側知識が今一つの状況。 イベント的にこんな印象持たれちゃっていいのかなあ??



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・・ 電気屋Yさん ・・ 11月29日(水)
電気屋Yさん。 春日の現場に来ていた電気屋さんはかなりのオタクである。いや電気工事マニアと言っても良い。これほど細かな仕事振りは見た事がないし、何がすごいかって言うと、まず事前の打合わせがしつこい位マメ。さらに現場に持ってくるスイッチプレートには最初からラベル(部屋名、照明位置)が書かれており、プレートが一枚一枚汚れないようにビニール袋に入れられて、施工順に箱に並べてある。さらに通常ならケーブルにそのままマジックで書かれる「子供室電灯/SW」などの文字を、いちいち丸形のプレートを紐で付けての分別(右上写真参照)。これには驚いた。お施主さんはもともと電気に対する注文が半端ではなかったので、プロの仕事ぶりに気を良くしてか、どんどんと電気工事の追加注文がエスカレートしていった。ネット配線や、ネット防犯カメラの配線、地上デジタル波のアンテナ、ハム無線配線、呼び出しインターフォンなどなど、あらゆる配線をオーダーしてしまって、その結果、ビル並の配管、配線の複雑さになってしまった。フランスのオークションで落札したアンティーク照明器具(右下写真参照)をいくつも付ける事にもなって、なかなか電球の球が手に入らないは、ソケットはアンティーク照明器具専門の修理屋に持ち込んで取り替えてもらうはで、大騒動。いやはやこんな電気工事の現場はもう二度とないだろうなあ。
美しい配線
アンティーク照明


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