先週、今週と怒濤のイベント週間が終わろうとしています。
JIAの模型展に始まり、全国建具展示会、友人の頼みでゴスペル教室を行ない、週末は北区でコンサート。
今日は九州でライフスタイルセミナーを信弘さんが講演中、週末の営業ライブが完了すれば、だいたい一通り終了し、やっとホッと一息です。
土日の午前中、建具展の会場に足を運び、想像していたよりも凄い人出にビックリしました。
会場入口で既に建具の「木の良い香り」が立ち篭め、隣接ブースで開催されていたハウスメーカー展示会までその香りが流出。
隣接ブースは得しちゃったんじゃないでしょうかね。
建具展会場では詳細デティールに目を凝らし写真に収めていた同業建具屋と思われる若者の数が多かったのが印象的でした。
建具屋のニーズが減りつつあると耳にするも、この様子を見ると、そんなことはないのではないでしょうか。
いつも建具製作を依頼している野口建具店も見事入賞を果たし、御家族ともとても嬉しそうでした。本当、良かったですね!
審査前はどの建具を造ったのか教えてくれなかった野口さん、まさか私達の「waku わくLife」建具の隣だったとは思いもしませんでした。
審査前は製作者の表記は伏せてあるので誰がどの建具を製作したのか判らないのです。
エリア045建築家の建具はやはり異彩を放ち、足をとめる人も多かったのですが、
そっとそばで感想を聞いていると「こんなの建具じゃない」という建具職人のお爺ちゃんもいれば
「こういうのだったらほしい」といってくれる人も有り、賛否両論。
確かに鈴木アトリエから出展した2作品「waku わくLife」と「着せ替え建具」とも
建具そのもののデサインではなく生活の中の建具のあり方を提案したものなので、私達の意図を知らない建具屋さんが見たら「なんだこりゃ?!」になるでしょうね。
建具展作品についてはそのうちにイス展作品と併せてページを製作企画中ですので詳細はそちらで。
JIAの模型展では他の建築家の設計過程が模型を通して垣間見られ刺激的でした。
17日夕方には出展した建築家本人のレクチャーをワインとクラッカー付きで聞けたので、その時に来場した人はとってもラッキー!
各々の建築家のベクトルの違う「力」を感じた「模型の力」展でした。
会場は横浜の隠れ家的な立地で、海が一望!また機会を作って訪れたい場所でした。
余談ですが、建具展で協力してくれた人形作家のサカモトキョーコさんからプレゼントをいただきました。
なんと建具展で飾られていた100数個の展示品の1つ、「白くなりたかった黒ウサギ」人形です。
実はこのウサギをとても気に入り「かわいいなあ〜」と事務所でもよく漏らしていました。それを聞き付け、里子にだしてくれたのでしょう。今はMac画面側に立って仕事番をしてくれてます。 そして昨日、もっとビッグなものが...
うちの設計助手猫の「ウリ」の人形を製作し持参してくれたのです。
大きさも本物子猫サイズで一見すると生猫のよう。模型棚にちゃっかり納りました。正面から顔を見たい人は事務所へどうぞ、いらしてください。
(鈴木洋子)
|