この家の最大の特徴は筒状に細長い形状と、南側に庭を取らずに、隣地との間に隙間空間の路地状広場を設けたことです。すべては週末住居という考え方から日常的に留守がちな家のあるべき姿を考えてのこと。家の中は土間仕様です。
敷地前が斜面道路なので、車の乗り入れ箇所は限られてしまうが、駐車スペースの希望は自家用1台+客用2台の計3台。何度もスタディーを重ね、敷地奥に縦に駐車スペースを確保し、残りの細長い部分を住居建物スペースにする案となりました。
1階リビング上部を吹き抜けにし、その壁にスクリーンを設けることで2階書斎からも鑑賞出来るホームシアターになります。
周囲が普通の住宅地なので特別景観が良い訳ではないので開口部は外部景色の良いところだけを選び設置。
断熱材はセルロースファイバーによる遮音性の高いものを採用。
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