鈴木アトリエ
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つれづれ日記

2000/09月

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・・ 最近、女性が元気! ・・ 09月28日(木)
大学の講義が終わり、昼も食べてなかったので、なじみの喫茶店へ。
店ではオリンピックの放送に、話題が集中。
女性陣が頑張ってメダルを取っていることに興奮している様子。
確かに女子マラソンの高橋選手なんかバケモンですね。
などと、協調するやいなや、店にたむろってる女性(マダム)たちが
一斉に「あんたあ、男はだめよ、もう女性の時代だよねえ!」
うー。返す言葉がありません。

実は身に覚えがあったのです。
ちょうど大学の設計製図チェックの時間で。
最近の傾向として、女性の方が元気で、徹夜してでもスケッチしてくるのに、
男子は確かに口数も、図面も何にも出てこないことが多い。
優秀作品として選ばれるのも、女性が圧倒的。
教授が「どうなっているんだ、最近の男は!」と嘆くと、
同席した助手が「医者の報告によると20年前と比べて精子の数が1/20に減少しているらしいよ。」などと、話しているしだい。

さて、喫茶店での会話は、その解決方法へと進みます。
マダムいわく「やっぱ徴兵制よ!韓国の男子なんか、 立っている姿勢からして違うものねー。あんたもそう思うでしょ!」
「あっっっ、はい。そうですね・・。」
とても言い返えす言葉がありませんでした。

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・・ コンペの発表は! ・・ 09月29日(金)
新座のコンペ!今朝電話がありました。
「鈴木アトリエさんの提案、すごく楽しく住めそうで、気に入りました。
ホントすばらしい提案、ありがとうございました。・・・・・・」

おお、これは! 採用かああ!!!!と内心は歓喜乱舞。やっぱうちの提案だよね、造るなら、、、、うふふ。
しかしその後話は続く。

「それで、今回は鈴木アトリエさんの提案を採用することになりませんでした。」

アメリカ人理事長のカタコト日本語を聞き間違えたのかと思って、
え?ちがうの?よい案だったでしょ?ねえどうしてですかー?
(これは心の言葉、実際は丁寧な口調で)

・・・建設コスト提示を少し高めに言ったのがネックだったか?と思いつつ・・・・・
「ほんとスバラシイのですが、ワタシたちアメリカ人が住むのに、
まわりの反応を考えるとちょっと目立ち過ぎるというか、、、、、。」
あれれれ????目立ち過ぎる??おとなしい案だよねえ。
「ですから今回はそういう案で選びました、、、、、。」
とほほ。

案は気に入ってくれても、まわりの反応を気になっての裁定ですかあああ。
とまあ、残念な結果になりました。

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 2000.9.26(火曜日)

風が吹けば桶屋が儲かる

建設費の価格破壊は本当に厳しいようです。というより
ゼネコンが受注しても、マージン抜かれて
下の方へ行くに従がって厳しい単価のようで、
職人さんからは「もうやめるよ」と言う声ばかりが聞こえてきます。
うーん、結局上の方で厳しいコストで受注して、
結局下請のほうにしわ寄せがきてるってこと?
これでは丁寧な工事などするはずもないよね。
お施主さんも、無理言い過ぎるよ。安く安くって。
安く請けた職人は、自分の生活を守るために、飲む量を減らし、
道具を買い替えることも控え、新しい車も買わなくなる。
ということは、それ等を売ってる会社は、なかなか利益も出ず、
その会社が雇っている関係会社への支払いはもちろん減る。
安く安くしたツケは、結局廻り廻って自分に戻ってくるのにね。
自分だけ得すればいいという発想はどうかねえ。


 2000.9.25(月曜日)

仕事がない?そんなことないですよ。

某M氏へ
「最近どう?」「全然駄目だねえ・・・」
これが挨拶の習慣になったやりとりですが、本当でしょうか。
何がだめなんでしょう。儲からないってこと?なんでしょうか。
大体、設計事務所で儲かるなんてこと考えるほうがおかしいのでは。
いいじゃないですか。暮らせていければ。
バブル期にあまりにも楽(らく)しすぎて、
その余韻が忘れられないのでしょうか?
今の方がまともなのであって、
この状況に対応できなければそのこと自体が駄目なんです。
コストに厳しい? 要望が多い?
そんなのあたりまえですよ。注文者が厳しくなっているのは
あまりにもひどい方々がいいかげんにやって来たからです。
頼むほうだって、勉強してます。情報が多くなって、
いろんな知識がはいってくるんだから。
その位、こっちも勉強してなきゃ。
いい建築作ることに専念しましょうよ。


 2000.9.20(水曜日)

防犯対策

先週、10年も愛用したマウンテンバイクを盗まれてしまいました。
つい最近、原付きバイクも盗まれたばかりだったので
かなりショックです。
しかも、両方ともに、自宅マンションの敷地内に停めておいたのに、
いつの間にか誰かが進入し、盗んでいったのです。
それも、白昼堂々。悲しすぎる。返してくれ〜!

そこで今日は、防犯対策について書こうと思います。
住宅の打合せで、防犯意識から塀や門扉、玄関モニター設置の
要望が必ず出てきます。
ストーカー犯罪や狂人犯罪者が多発する昨今、あたり前なのかもしれません。
しかし、塀に関しては、それが有効策なのか、私は疑問に思っています。

以前、感謝祭に横浜の本牧にある米軍住宅地にお呼ばれした事がありました。
そこは確かに横浜なのに、アメリカの郊外住宅地そのもの。
家と家とは芝生の庭でつながっていて、塀や門扉など皆無。
夜だというのに道を歩くと、窓から家中の様子が丸見え。
その光景は、日本では見たことのない美しさでした。
こんな住宅地の様子は、アメリカ映画でもよく見られます。
アメリカといえば犯罪大国。日本より防犯意識は強いはずです。
でも、塀はない。不思議ですよね。

考えてみれば、広大な敷地で高い門や塀の内側にどう猛な番犬が
放たれているような豪邸ならいざ知らず、土地の狭い日本では
せっかくの高い塀も2階へ忍び込む為の恰好の足場や、
犯罪行為の目隠しの役割をしてしまい、逆効果になっている気がします。
お城の外堀の様に一番外側だけを高い塀や門扉で守っても、
「入りにくそう」という自己満足だけじゃないのか。
テレビで元泥棒が「どんな家でも入れますよ」と言っていたし、

塀が防犯に全く有効じゃないというのではないのです。
ただ、設置する費用も馬鹿にならないのに、その割には
効果が薄い気がするんです。
でも、予算がない人程、塀を欲しがる。
すると、家本体にかける費用が減り・・・
塀で防犯するんじゃなく、建物自体を工夫することで
対策は出来ると思うんですよね。
都市ではどこも、隣家との間がたいして空いていないんだから、
塀なんか立てたら、人も通れず土地利用の価値ゼロになっちゃうし。
それなら共同通路として植栽整備して利用したりした方が景観も良く
近所で防犯意識持てるし、安心じゃないかなあ。
家の資産意識が強い日本では無理な話なのかなあ。
                (よ著)


 2000.9.19(火曜日)

最近の大学生?

コンペの最中、夏休みの神奈川大で模型作業をしたのだけれど、
同時期に某教授も横須賀の中学校のコンペをやっていて、
恐い雰囲気。
教授いわく
「最近の学生は、モノを全く見てない。
建築の実感がなさすぎることに唖然とした」とのお言葉。
そういえば確かに僕らの学生時代は
そんなに選択も遊びも無かったから、
建築に割と集中していたけれど、最近は誘惑が多いからねえ。
建築雑誌などみても、雰囲気だけ見ていて、
ディテールとか作り方を想像してはいないから、
図面を書くとき、まったく正確に書けないんですよ。
でもね、やはり経験量が圧倒的に少ないのが原因です。
先輩の手伝いから教授の仕事の手伝い、友人の手伝いなど、
圧倒的にいろんな作業をして覚えていくものだから、
観念だけでは実物はできないものですよ。
自分も若いころは観念ばっかでしたけど。

それはさておき、学生の就職はほとんど決まっていないらしい。
卒業後、一度プータローになって、いろんな事務所にバイトに行き、
拾って(気に入って?)もらうのを狙って過ごすのが多いのだそうだ。
5年前にハーバード大学を見学したときに、
アメリカの状況がそうであったのだけど、
確かハーバード卒でもマクドナルドでバイトしていると言ってたっけ。
現在のアメリカの景気は良いようで改善したとは思うけど、
それでも建築学科を出てゲーム会社や
ディズニーに就職するのが多くなっているそうです。
建築がインテリア、パーツ化?、表層的?現象的?
になっているような気がします。
普段付き合ってる大工ら施工者を見ているかぎり、
良い技術者の人不足は相変わらずで、
学生さんも実際にモノを造っている人達の世界を
見てみるといいんだけど。
そこには表層も現象も通用しない世界があるのですよ。
私が行ったイギリスの大学はそうでしたが、
やはり日本の大学も3年生で一度社会に出て、
1年間どこかで働いてから、
卒業制作や就職活動をしたほうがいいんじゃない?
設計の厳しさや自分の適性が判ると進路も変わるのでは・・。



 2000.9.18(月曜日)

やっと終わったコンペ

新座の宣教師寄宿舎のコンペプレゼが終わりました。
模型の製作に神奈川大学の学生さんも手伝ってくれて、
なんとかプレゼンの3時間前に完成。
紙で人型を切り抜いて模型に置くと、なんてリアル!。
犬や猫も切り抜いてくれてほのぼのした住宅ができました。
体格のよいアメリカ人の建設委員会のメンバーに30分程度の説明。
通訳のいる説明になれてなくて、とほほ。
言いたいことうまく伝わらなかった気がするけど、
英語で話すよりましか。
他の参加者の案が見られないのが残念だったけど、
結果は2週間後。お楽しみ。
近いうちにHPにアップしなければ。



 2000.9.17(日曜日)

住宅性能保証制度に異議を唱える!

なんだありゃ。こんどの住宅保証制度は。
ありゃ日本の住宅を駄目にするよほんとに。
すべてハウジングメーカーの家にしなさいと言ってます。
地方も北海道も沖縄も、森の中の別荘も、
海の景観を楽しみたい家も、町の中の都市住宅も、下町の長屋も、
全部おなじ家にしなさいと言っているような法律だ。
これでいいのか日本!
恐ろしい法律が平気でできるもんです。この国は。
これじゃ賢い若者も切れるよ。
文化をどんどん駄目にして、無知にして、まったく情けない!
鈴木成文先生(神戸芸工大学長)も放っておけずに、
学会誌で異議を唱えているけど、
住宅の研究者が怒るのもあたりまえ。
 でも、その法律を作った人々が、学者や大学での
教え子と考えると、残念。
まったく、企業は儲かればいいんかい?
関係者は本当に良い仕事(法律をつくった)と思っているのか?
なんとも偏った考え方だなあ。
私たちは、こんな世の中でささやかに戦って行かなければならんのか。
なんとかせい!学識者たち。



 2000.9.16(土曜日)

縦割り行政

グループホーム図面を、夏返上でなんとか見積業者に引き渡しました。
厚生省の内示もいただき、あとは工事金額が決まれば着工だあ〜!

そもそも、グループホームとは、厚生省が発想した施設。
これから来る高齢化社会を配慮した素晴らしい発想なのに
建築基準法や消防法には、まだリンクされていない。
おかげで、実際に建てるとなると
建築基準法では「寄宿舎」扱い。
消防法では「寄宿舎」にあてはまらず「老人養護施設」扱い。

グループホームは、住まいの感覚で老人が過ごせるよう、
住宅っぽい建物が好ましいのですが、各法律では、まだ準備段階。
実際、痴呆の老人たちは「施設に入れられている」のと、
「住宅に住んでいる」という感覚の差を、敏感に感じ取るのです。
でも役所は臨機応変には対応してくれない。

厚生省の要望を全部満たすと、
グループホーム1棟は300?Fくらいになる。
建築基準法では200?Fを越えると途端に厳しい網が掛かってくる。
だから1棟200?F以内に無理に面積を抑えて建てる。
出来た建物は、大切なことを切り捨てた「単なる箱」になっている。
これでは誰のための建築なのか。

今回は冷たい雰囲気の大規模施設にならないように、
250?F単位の3棟の分棟平屋にしたけど、利用者の利便もあり、
3棟の接合部分にエントランスの場所を計画したら、
消防法上、大規模施設の1棟扱いに成っちゃった。
消防法では700?Fを越えると屋内消火栓設置が義務づけられる。
おかげで大幅なコストアップ!

県の高齢政策課が「2〜3棟を接合して造って下さい」と
要望してきても、こんな法整備では無駄に建設費が掛かり、
老人の為のしつらえが不十分に成ってしまう。
こんな事では採算が合わなくて、医療法人や民間の経営者が積極的になれない。
厚生省の年間整備目標(新ゴールドプラン)が一向に達成できないのは
この要因が大きいんじゃないの?!



 2000.9.14(木曜日)

アパートの設計開始!

某アパートの計画で、お施主様と敷地で待ち合わせ。
しきりに聞こえてくるのは
「安くね。時間はたっぷりあるから安く。おしゃれに、、、」
はあ?これは工事の内容も規模もグレードもひっくるめて?それとも設計料?
よくわからない。あぶないんだよな。こういう施主さんは経験上(失礼しました)
経営のための商品でしょうから、
戸数と広さと月の家賃収入の最低ラインを知りたいのであるが、
必ずぶつかるのが、1件の広さや特徴を求めると、
件数は減り、工事費はかかる。
でも単にワンルームの賃貸アパートをお手軽につくっても最近は入らない。
土地柄と相場を考えて、具体的に目標を決めたかったのに。
こちらの用意した案はその日は見せるのやめました。
でも逆に具体的な要望がないということは、どんな提案でもできる?
おお、そうしよう。



 2000.9.6(水曜日)

真っ赤な奴がやって来た!

片道12時間もかけて、奴は来た。
前々から来ることは解っていたけど、その日がやって来る事に実感は無かった私。
NOBU氏が意気揚々と私に紹介したときは、以外と好印象だった。
だって、フランス生まれだって言うし、気難しく結構ワガママと聞いていたし・・・
付き合うのにもお金が掛かりそうな気がしていたのよね。
でも、意外と普通の奴だったから。ちょっと安心。
これからどのくらい長い付き合いに成るか解らんけど、取りあえずお付き合いしてみようと思ってます。
奴の名はプジョー205。
NOBU氏の指令でペーパードライバーに成りつつある私を特訓しにやって来た!
エ〜ン、車庫入れが怖い!!
明後日には一人で遠出の使命を受けてる私。不安だア〜!!!

                (よ著)




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