鈴木アトリエ
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南紀白浜ミーアキャット
つれづれ日記

2015/6月

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04日 素敵な礼拝堂。負けないように頑張ります・・ / 8日 床板の味わい・・
10日 リビングベンチに凝っています・・ / 12日 「国際センター」構造躯体見学会・・
15日 木製サッシュの検査に行ってきました・・ / 
22日 19年越しのおつき合い「おでんせ中の島」・・ / 
24日 玄関土間が人気?「鎌倉S邸」・・ / 26日 「市ケ尾H邸」初めての夏・・


・・ 素敵な礼拝堂。負けないように頑張ります ・・ 6月4日(木)
礼拝堂
某女学院の礼拝堂の内部空間です。
屋根を支えるA型トラスが素敵で思わず撮影してしまいました。
以前に改修した築50年の塩倉庫もそうでしたが、構造が工夫してある架構は時間が経ってもやはり素敵ですね。

この礼拝堂の正反対の向かいに、ボリュームスタディと計画を行います。スケールの大きさよりも、この空間に負けないようにと考えると緊張します。



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・・ 床板の味わい ・・ 6月8日(月)
浦賀の家 「浦賀の家」の床は、普通のフローリングより幅が広く、板厚も21mmという厚手の松材を貼っています。
定期的に1年に一度、床にはオイルを塗る手入れをしていただいています。

建物が竣工して既に8年が経ち、良い感じで材が日焼けもして、落ち着いた雰囲気になりました。

ちょっとした改修のアイディアを話しに伺ったのでパチリ。
やはり無垢の床材は時間とともに味わいが出てきます。

平米単価は高くとも、長い目で見ればやはりこれです。


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・・ リビングベンチに凝っています ・・ 6月10日(水)
リビングベンチ
 それほど広くない25坪程度の家では、リビングとダイニングを広く確保することがなかなか難しい。どうしてもリビングが犠牲になることがよくあるのです。
ダイニングは食事をするため、団欒もしやすく、テレビも見ることができるので、テーブルリビングにしがち。

でもそういう場合に最近なるべく作るようにしているのが窓ベンチです。

これは「本厚木F邸」
ちょっとした出窓なのですが、そういう場合にはすかさず窓ベンチを作るのです。壁から少し出っ張っているのがミソなのですが。それは企業秘密。

まだ引越し前の写真ですが、お施主さんが早速、座布団を敷いてお茶飲みスペースになっています。あとはカーテンなどでどう設えるかですね〜。楽しみです。



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・・ 「国際センター」構造躯体見学会 ・・ 6月12日(金)
「国際センター」構造躯体見学会
構造体がほぼ完成した時点で、今日は構造軸組の見学会。
午前中は出版・新聞社等のプレス関係の質疑応答、国土交通省関係者を招いての補助金検査、そして午後は大学関係者への報告会と建築系学生の見学と盛りだくさん。
現場作業を休ませての見学会ですので、1日で終わらせようとしたため、ちょっと詰めこみすぎました。。

東京から20分程度で見学可能の場所、しかも大型の木造建築で内装に木を見せる〜という条件が揃った物件はそうないらしく、大手ゼネコン各社、有名どころの大企業の構造担当チームが、ワサワサと集団で見学に来られ、私への質問の嵐。
ずっとしゃべりっぱなし、立ちっぱなし、歩きっぱなしだったため、夕方にはすでにヘロヘロ。もうなにもできないくらいに疲れ果ててしまいました。帰り道のビールはうまかったが、それも早々にお開きにして帰りました。

さて明日からは仕上げに悩む日々。
完成にはまた大勢の見学者が来られると思いますので、気を抜けない日々が続きます。


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・・ 木製サッシュの検査に行ってきました ・・ 6月15日(月)
木製サッシュの検査に行ってきました 現場が進む一方で、様々な工場では部品の製作が進行中。その中でも一番の目玉、木製の大型サッシュの工場に製品検査に行ってきました。

場所は山形の米沢市。
のどかな温泉地にある建具の工場では、せっせとシッケンズの塗装がおこなわれており、組み立てが進行中。
その大きさにちょっとびっくりしながら寸法の確認、取付方法の確認、そしてメンテナンスの方法の確認など、長い時間議論に。あっという間に日が暮れました。その夜もまたまた議論は続くのでした。そして温泉にゆっくりと浸かることもできずに戻ることに。次は温泉満喫を目指そう〜。


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・・ 19年越しのおつき合い「おでんせ中の島」・・ 6月22日(月)
稲田助産院 私がまだ先輩の下で設計監理をさせてもらった「稲田助産院」はすでに完成して19年が経ちました。
年季、入っております。

先日この建物で生まれたお子さんが高校生になっていました。いやはや、どうりで私も歳をとるわけだ。

この助産院で長年助産婦をしてきた先生。そろそ引退を考えて、最後のご奉仕とばかりに、中野島に大きな土地を購入して、健康な高齢者10人で暮らす街「おでんせ中の島」を作ることに。

その設計を依頼してくださいました。現在現場で細部を詰めております。

秋には完成予定です。乞うご期待!



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・・ 玄関土間が人気?「鎌倉S邸」 ・・ 6月24日(水)
鎌倉S邸の玄関土間
今日、事務所を訪ねて来られた新規相談のご家族。
奥様は当社のHPを隅から隅まで見て下さって来られたのだとか。
その中でも「鎌倉S邸」がやたらに気に入っておられる様子・・。

この住まいは、床がカリンでちょっと費用奮発していますが、天井は根太の露出する素朴な作りの建物です。
玄関を入ると2.5坪ほどのとても広いタイル土間空間になっているので、雨の日はここに自転車を入れたり、外出時の身の回り品を収納する家具を置けるスペースが十分あります。意外とありそうでない玄関になっています。また玄関からは、洗面水廻り・キッチンへの裏動線と、リビングへの動線の二つがあるので、来客時などは裏動線からそっと個室やキッチンへ直接行けるようになっています。家全体はぐるっと回れる、サーキュレーションプラン。

そういえば、この前も「鎌倉S邸」が好きだと、別の方にも言われた気がします。なぜ気に入ったのかは、みなさん上手く言ってくれないのですが、人気のある家です。
鎌倉S邸の1階プラン
鎌倉S邸のキッチン
キッチン窓辺。カラフルなタイルが木サッシからの陽光に栄えます。


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・・ 「市ケ尾H邸」初めての夏 ・・ 6月26日(金)
市ケ尾H邸  最近は重力換気を考えて、1階で空気を吸い、屋根の上に塔屋を設置することで排熱をする計画にすることが多くなりました。

冬季は閉ざしていた換気窓、だんだん暖かくなってきた4月くらいからその頂部を開け始めると、すっと風が抜け始め、快適な室内環境をつくります。

昨年末に完成した「市ケ尾H邸」でもこの換気方法を採用しています。

今年は「市ケ尾H邸」初めての夏、これからその体験をしばししていただき、また感想を聞かせてくださいませ。



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