鈴木アトリエ
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・・・・・Suzuki Atelier・・・・・

東京スカイツリー
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つれづれ日記

2012/08月

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4日「北浦和SU邸」その後 / 6日 玄関ドアのメンテナンス「綱島台の2世帯住宅」
15日 我が輩は猫である。名前はまだない / 18日 「日吉M邸」1年点検

・・ 「北浦和SU邸」その後 ・・ 8月4日(土)
 今年もですが、ウチの事務所のスタッフが1級建築士試験に1次パスしたお祝いを兼ねて、すでに定例になりつつある点検と称した「北浦和のSU邸」の飲み会。

家の点検をするも、この家は竣工当時の入居前と変わらないくらい綺麗なままです。
ご馳走
聞けば「土曜日の掃除タイムは床のフローリングの溝のゴミを爪楊枝で掻き出すくらい徹底して掃除しているとのことで驚きました。また洋服もモノも少なく、、断捨離も真っ青の徹底ぶり。脱帽しました。(ちなみに写真で散らかっているのは、私たちの荷物です。)

 さて飲み会は、お施主さんのご好意で大工、監督、設計の3者が毎年揃うのですが、みなそれぞれの会社の愚痴に始まり、こちらも仕事の話から趣味の話まで、ひたすら雑談。
今年の話題で一番面白かったのは
「JRの電車は原発の電気が必要か?」というちょっと重い話題。
答えからいうとJRは東京電力の電気ではなく、JRの所有する水力発電所の電気で動かしているとのこと。つまり3.11の夏は、私たちの計画停電がたいしたことなく済んだのは、JRが東京電力に「電気」をだいぶ売ったそうです(儲かったらしい)。ちっとも知りませんでしたのでビックリしました!

 次々と出てくる料理とワインで、今年は7本?空けたそうですが・・・・途中で記憶喪失。
いつものようにどうやって帰ったのか?わからず、北浦和から京浜東北に乗って、磯子駅前で寝ていたようで、朝方4時に家に帰ったようです。
なぜかきちんと巣に戻れるのですから、人間も動物の本能が残っている?

???r???O

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・・ 玄関ドアのメンテナンス「綱島台の2世帯住宅」 ・・ 8月6日(月)
 以前は「師岡O邸」でおこなった木製玄関ドアのメンテナンス。日記に書くとまたまた依頼がありましたので、指導してきました。

「綱島台の2世帯住宅」は竣工から6年経過しており、庇の深さに合わせて、足下が痛んで黒ずんでいました。右の写真の材料を使用し、木材表面をピーリングしてひと皮むきました。そしてオイルで保護します。 作業は1時間程度です。

 さて室内では、そろそろ2人のお嬢さんも大きくなり、ワンルームだったリビングを予定通りに仕切って子供室を作る話がもちあがりました。 様々な方法があるのでその場で採寸して、両側から2段ベットを使う案を2つほど考えて、あとは家族会議にお任せました。

しかし「家」って数年で変化していきます。
生活をあまりにも決めすぎてしまうと不自由になることが多いので、その経験から間取りには自由度があったほうが良いと思うのです。

この家はそんな意見を取り入れてくれて今に至りますが、その度ごとに設計者の意図を尊重してくれて、意見を聞いてくれることが何よりありがたいです。
玄関補修
子供室

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・・ 我が輩は猫である。名前はまだない! ・・ 8月15日(水)
 なんとこの子が我が家に来た時580gです。5月5日生まれ。
すでに3ヶ月経ち1500g! 猿のように飛び回り、リスのように逃げ足が早く、なんでも噛みますので、こちらは傷が絶えません。
まったく困った女の子です。

さて名前どうしよう! 
 お客様の家のプランニングと同じくらい頭を抱える毎日でしたが、この連休でどうやら、「麦」(むぎ)にきまりました。5月生まれだから、という単純な思いつきですが、 まだワクチンも接種しておりませんし、一度もお風呂にいれておりませんので、事務所に来れるのは、まだまだ当分先かもしれませんね。。。。。


麦

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・・ 「日吉M邸」1年点検 ・・ 8月18日(水)
 「日吉M邸」の1年点検に行ってきました。
この住宅は準防火地域になぜ指定されているのか、行政の見識を疑うような森の中、とても横浜とは思えない場所にあります。敷地の樹木を切らないようにと選んだ配置の結果、建物は2間巾(3.6m)の巾の細長い住宅となりました。

お客様の要望は「森の中の白い家」そして内部は「木は濃い茶色」という仕上げ。山手の洋館のごとく、昭和の初期からずっと建っていたかのような古風な家です。中に入ってみると、案の定、しつらえた家具や棚類はすべて同じテイストで購入されたものも多くすっかり馴染んでいました。

日吉M邸
 懸念されていたピアノの音響は入居まで分からなかったのですが、天井高さ3,6mに付けた杉板の隙間貼りの吸音仕様はかなり良い音でした。

猫ドアは常時開いているようで、飼っているキジトラの野良猫は、出入自由。すでに壁の和紙をガリガリと爪研ぎを始めておりました。 「まあ、駄目になったら、また和紙を張り替えれば良いから、、、」とあくまでも自然なお答え。
動物の行動を人間の都合でコントロールするのではなく、あくまでもやりたいようにさせてあげる気持ちのゆとり。なんだかほっとしました。

日吉M邸

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