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つれづれ日記

2012/06月

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17日 二級建築士の製図試験 / 25日 「片倉の家」完成6年後・・

・・ 二級建築士の製図試験 ・・ 6月17日(日)
出版社に頼まれて、毎年二級建築士の製図対策本を執筆しています。したがってこの6月と言う時期はかなりの期間、出版社に缶詰です。
なにぶん、課題発表からたった13日間で本を一冊完成させるのだからもう大変。今年度から試験時間が5時間になったり、加わった30分でなにを描かされるのか?その予測と対策方法など、あらゆる可能性からの対策本を作るわけです。これが当たれば良いけど、ヤマを張りすぎて外すと大変ですから慎重に慎重を重ねなければいけません。昨年は出題に「家庭菜園の要求がでる」ことを見事的中させた私、今年もその期待が重くのしかかるのです。

キャンプ
建築士の製図試験は、その日に発表される課題の要求室名と面積詳細を忠実に守りながらプランを作り、平面図、断面図、立面図、仕上表などを一式を制限時間内にA2サイズの解答用紙に製図する試験です。
試験の都合上300平米以下である小規模な建物が課題が出題されますが、たった5時間ですべてをまとめるのは結構な労力なのです。

さて今年の課題施設は「多目的スペースを持つコミュニティ施設(RC造)」です。
3.11の震災後に見直されている地域コミュニティと、防災拠点、備蓄倉庫など小さな規模の施設整備はこれからの課題となるためか、早速タイムリーな内容が出題されたことに少々ビックリ。試験を作成する先生にもだいぶ若い人が加わり新陳代謝したなあ。と深読。

今日、最終校正を終えると、22日には製版所に回ってしまうこの対策本。
そして7月1日には出版されました。課題の予想案、当たりますように!

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・・ 「片倉の家」6年後 ・・ 6月25日(月)
 「片倉の家」は、ご実家を2世帯住宅に改築するべく、骨組みのみ残して全面リフォームした住まいです。
リフォーム完成してからもう6年、様子を伺いに行ってきました。

設計当初、予算が厳しく天井の仕上を一部ラーチベニアにしました。しかし経年変化でそのラーチがまるで高価なマホガニー材のような美しい色に変色していて驚嘆!
軸組模型
また、床のチーク材もまるでウレタン塗装を施したかのようにピカピカでした!何かお施主さんが手入れされたのかと聞くと、竣工時に塗った桐油が最後だとか。お子さんが床拭き掃除をする意外何もしないと聞いて、そういえば昔の学校の廊下も毎日の雑巾掛けだけでピカピカになっていたのを思い出しました。予算がないからと安易にビニールクロスや貼物フローリングにしていたら逆に見窄らしく変化して再リフォームってことにもなっていたかもですね。

キッチン廻り、ここでも驚嘆!コンロの前壁を白いタイル貼りで白目地にしたのですが全く汚れていないのです。お施主さん曰く、特にスペシャルケアをしているわけじゃないとのこと。キッチン用の防汚目地にしたとはいえ、こんなにきれいに保てるのかと..日々汚れを貯めないことがホント大切なんですね。
師岡O邸
美しく変色したベニアの天井
キッチン

キッチンシンクの廻りに水切りかごがないのに気づいて聞いてみると、食洗器のドアを開けて中のかごを引き出して水切りにしているそう。合理的な使い方に感心しました。

北側に増築した屋根付きテラスは、今では無くては成らないスペースになっているそうです。客間になったり、子供の友達がお泊まりする部屋になったり、部活道具・釣り道具の手入れ場所、そして今、野球に熱中しているお子さんの練習場所と成り、足の摩擦で床塗装の一部が剥げていました。低予算でお施主さんから中止の話もあったこのスペース、いや、絶対作った方がいいとの私達の話を聞き入れてもらい作った甲斐がありました。


北側テラス
増築した北側テラス


キッチン
キッチンから北側テラスへ
家の収納計画は上手くいっているか追跡調査したかったので家のあらゆる収納の中身を不躾ながら見せていただきました。この住宅の収納は作り込みは最小限にして、その代わりに大きな収納スペースを所々に作りました。お施主さんは部屋中に日常品を出しておきたくない そうで、その上ではこのザックリした収納が暮らしに合ったそうです。収納棚の中も間仕切りはせずに使う方が便利なんだそうで、経年とともに収納するもののサイズも量も変わる上で柔軟に対応できたとのこと。個室には収納家具を造らずに納戸を活用したことで部屋内がすっきりできたので、絶対に納戸をお勧めしたいとお施主さん談。こうした実際の暮らしの経験談はとても参考になりました。

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