鈴木アトリエ
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つれづれ日記

2006/4月

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家造り助っ人

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5日(水曜日) ・・建具屋 Nさん・・

NO.005 「建具屋/Nさん」

二俣川の家のお施主さんから、玄関ドアの鍵の調子が悪いと連絡があり、行ってきました。
私一人で行ってもなにも役に立たないので、建具屋さんと一緒に伺いました。
この住宅はTVドリームハウスにて放映され、家具と建具のすべてを杉の間伐材で作る第一弾!として設計したものです。昨年の1年点検の際には、杉の建具が床暖房の熱で曲がる曲がるのそれはすごい状態で、反り上がった建具は上下で2センチ位は曲がるし、玄関ドアは神社の戸に使うような校倉風の凝ったデザインが原因で外から室内が見えるなどなど、製作したメンバーで木の暴れをみながら制作過程の工夫や作り方を反省したりして、製作し直し再度納めてもらいました。

それからさらに1年。
ようやく木の暴れはなくなり、調整もたいした事ではなく一見落着でした。

いつもこうしたケースでつきあってくれる「建具屋のNさん」は、私の尊敬するスペシャルな一人です。
もともとはテニスを嗜み、文系の大学を卒業した彼は、一般企業に就職、そのままサラリーマンをつづける予定が、その内に実家の建具屋を仕方が無く(?)継ぐ事になったと聞きました。
私が出会った頃はまだ建具屋としては5年目位の時でしたが、時既にスペシャル!な職人でした。

何が違うかって?いうと、やはりまず仕上がりがきれい。プロとしての意識の高く、責任感が強い。そしてアフターケアの丁寧さです。本人は仕事が嫌いと言っており、機嫌悪そうに見えるのですが、今まで様々な現場でいろんな建具屋と出会ってきましたが、彼にかなうものはいません。
昨年、日本中の建具屋が技を競う全国建具展では「技術委員長賞 」を受賞!
そんな訳で彼は金額的にもスペシャルなのですが、トータルの面でうちの設計レベルを維持するには、外せない一人です。


住宅において建具など動く部分は本当に消耗が激しいものです。そういった部分は様々な影響もあり、すり減って行きます。ほとんどを引戸で処理する「鈴木アトリエ」ですから、1年点検などで行うもののメインは建具です。そのアフター対応ができるのは、やはり、それを作った職人さんなのです。この辺、詳しくは、まだまだ書ききれないので、また近いうちに。

P.S.二俣川の家へ行ってみて・・しかし息子さんの部屋はなあ。何とかならんかい!
もう少しきれいに使えないのかなあ。


「横浜の建築家による県産間伐材を使った椅子・住宅展 」に出展した
「ギター弾きの椅子」も建具屋のNさん製作です

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